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輸出を実施している中小企業の労働生産性は821.1万円であり、国内のみの企業を上回っている。海外市場への展開が企業の付加価値創出力を高める効果を持つことが示されている。
【総論⑩】中小企業・小規模事業者の動向(海外展開) ① 中小企業において、海外展開は売上高や労働生産性の向上に貢献している。 ② 人口減少による内需縮小の中、中小企業においても、政府・関係機関の支援を活用しながら、輸出等を通じて海外需要を取り込んでいくことが重要。 図1 輸出実施企業における労働生産性は高く、 海外展開実施による売上高への貢献度は高い 図2 ブランド創出・新規輸出を達成し、 海外需要の獲得に成功している事例 中小企業の輸出企業と非輸出実施企業の労働生産性 株式会社ニットウィン(奈良県葛城市) (万円) 1000 800 600 400 200 0 17 18 19 20 21 (年度) 輸出実施企業 輸出非実施企業 労働生産性の水準に違い 821.1 600.2 経済産業省「企業活動基本調査」再編加工 1.労働生産性=国内の付加価値額/国内の従業員数 2.2017年度から2021年度まで連続して回答している企業を集計している。 海外展開実施による売上高への貢献度 (n=605) 26.8% 38.3% 15.9% 12.2% 6.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 大幅に貢献した やや貢献した どちらともいえない 全く貢献していない 株式会社ニットウィンは、奈良県の伝統産業である靴下の 製造・販売を行っている企業。 (資本金1,000万円、従業員数65名)。 2017年に自社ブランドである「NISHIGUCHI KUTSU SHITA」を立ち上げ、競合他社の模倣が困難な 高度な技術を徹底的に追求。 海外事業においては2017年のJETROのセミナー参加を きっかけとした、「新規輸出大国コンソーシアム」を利用し た展示会出展のほか、時代にとらわれないデザイン開発・ 改良によるブランドコンセプト「はくとおもい」の積極的 なプロモーションを展開。 これにより、ブランド商品が欧州や 米国を含む約30か国で取り扱われ、自社の更なる海外売上拡大 につなげている。 自社のブランドコンセプト「はくとおもい」 を支えるコンセプトムービー 資料:(株)東京商工リサーチ「中小企業が直面する経営課題に関するアンケート調査」(2022年12月) 20