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A.2050年の2050年ネット・ゼロの実現に向けたCO2排出量削減は0ネット。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
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2050年ネット・ゼロの実現に向けたCO2排出量削減
消費者への啓発については、食品ロス削減推進アンバサダーを起用した啓発ポスターの作成のほか、同年10月の食品ロス削減月間において「てまえどり」や、食べきりの推進について、消費者啓発に取り組む55の小売・外食事業者及び43の地方公共団体とともに呼び掛けを行っています。 さらに、国の災害用備蓄食品について、食品ロス削減や生活困窮者支援等の観点から有効に活用するため、農林水産省では「国の災害用備蓄食品の提供ポータルサイト」を設置し、災害用備蓄食品の更新により役割を終えたものについて、原則としてフードバンク団体等に提供しています。 (食品リサイクルの取組を推進) 農林水産省では環境省とともに、2050年ネット・ゼロ1の実現に向けて、CO2排出量削減の観点から、食品の売れ残りや食べ残しのほか、食品の製造過程において発生している食品廃棄物について、発生抑制と減量により最終的に処分される量を減少させるとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品リサイクルの取組を促進しています。 (コラム)食品廃棄物の発生抑制、リサイクルの取組が拡大 (1) 製造過程で発生する未利用資源の有効活用による食品廃棄物の発生抑制 埼玉県さいたま市のコープデリ生活協同組合連合会では、東京都調布市のデリア食品株式会社と共同で、パッケージサラダの製造過程で発生するキャベツの芯を活用したスープ等を開発しました。キャベツの芯は、キャベツ全体の重量の10%を占め、その有効活用が課題になっていました。キャベツの芯には、葉の部分に比べ甘み成分や繊維質が多く含まれており、加熱によって甘みが引き出されることから、スープのような加熱調理する製品の商品に適しており、素材の特性を生かし、資源を有効活用する取組につなげています。 (2) 家庭から発生する食品残さを肥料や飼料としてリサイクル 長崎県諫早市の長崎県立諫早農業高等学校では、家庭から発生する食品残さから作られた肥料を、栽培試験等を通じて、化成肥料と同等の収量が得られることを明らかにし、家庭から発生する食品廃棄物の有効活用につなげています。同校では、市民講座での研修会や地域のこども園等での食育教室を実施するなど、生産された肥料を地域内外の生産者等への普及を進めています。また、この取組は令和5(2023)年度に実施された第11回「食品産業もったいない大賞」において農林水産大臣賞を受賞しています。 食品廃棄物の発生抑制やリサイクルを通じて、新たな商品やサービスの展開が広がっています。 キャベツの芯を活用したスープ 資料:コープデリ生活協同組合連合会 諫早農業高校で生産された肥料を利用する生産者 資料:長崎県立諫早農業高等学校 1 第5章第2節を参照 301 第5章