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A.2023年の2023年度のロシア機に対する緊急発進回数は174回。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
第III部 防衛目標を実現するための3つのアプローチ わが国自身の防衛体制 第1章 P.255 力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境の創出 P.259 ●力による一方的な現状変更を許さない取組において重要なのは、わが国自身の防衛体制の強化に裏付けられた外交努力。外交努力とあいまって、防衛省・自衛隊では、同盟国との協力や同志国との多層的な連携を推進し、望ましい安全保障環境を創出 ●海洋国家であるわが国にとって、海洋の秩序を強化し、航行・飛行の自由や安全を確保することは極めて重要 ●国連安保理決議に違反する北朝鮮の「瀬取り」への対応や、わが国の重要なシーレーンの安定的利用を確保するための中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な取組を実施 中東地域において情報収集活動に従事する派遣海賊対処行動航空隊のP-3C 力による一方的な現状変更やその試みへの対応 P.263 ●相手の行動に影響を与えるために、柔軟に選択される抑止措置(FDO)としての訓練・演習などや、戦略的コミュニケーションを、政府一体となって、また同盟国・同志国などと共に充実・強化 ●平素から常時的な情報収集・警戒監視・偵察(ISR)や分析を実施 ●任務の一部を将来的に無人機で代替可能か検証すべく、海自MQ-9B(シーガーディアン)の運用検証を推進。空自RQ-4B(グローバルホーク)は、当初の計画の3機体制が完遂 ●防衛大臣による海上保安庁の統制要領が策定されたことを受け、防衛省・自衛隊は、海上保安庁との連携を不断に強化。2023年度には、新たに武力攻撃事態を想定した共同訓練を実施 ●2023年度の空自機による緊急発進(スクランブル)回数は669回(中国機に対し479回、ロシア機に対し174回) 緊急発進(スクランブル)対応中の隊員 ミサイル攻撃を含むわが国に対する侵攻への対応 P.270 ●島嶼部を含むわが国に侵攻してくる艦艇や上陸部隊などに対し、対空ミサイルなどの脅威圏の外から対処するスタンド・オフ防衛能力を抜本的に強化。十分な能力を速やかに確保するため、12式地対艦誘導弾能力向上型(地上発射型)の配備と、米国製トマホークの取得を、1年前倒して2025年度から実施 ●統合防空ミサイル防衛能力強化のため、イージス・システム搭載艦の建造に着手するほか、極超音速滑空兵器(HGV)対処のための滑空段階迎撃用誘導弾(GPI)を日米共同で開発 ●有人装備と比べ、人的損耗を局限し、長期連続運用ができる無人アセットの導入を推進(島嶼部のあらゆる正面から着上陸可能で、海上から部隊近傍まで補給品輸送などの任務を行う輸送機能をもつ無人水陸両用車の開発も) ●宇宙・サイバー・電磁波の領域や陸・海・空の領域における能力を有機的に融合した領域横断作戦を実施 ●共同の部隊として自衛隊海上輸送群(仮称)を新編するなど、南西地域への機動展開能力を向上 ●防衛省・自衛隊は、大規模テロやそれに伴う原子力発電所をはじめとした重要インフラに対する攻撃などに対し、関係機関と緊密に連携して、実効的に対処するとともに、住民の避難誘導を含む国民保護のための取組を円滑に実施 地上での様々な試験に耐えた12式地対艦誘導弾能力向上型(試作品)【三菱重工業(株)提供】 トマホーク取得前倒しのLOA署名式(2024年1月) 29 令和6年版 防衛白書