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A.2022年の2022年12月、日・英・伊の3か国首脳はグローバル戦闘航空プログラムを発表は3か国。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
防衛技術基盤の強化 第2節 対策を講じていく。 防衛省が、技術に関して何を、どのような目的で行っているのか、それらがわが国を守るという観点でどのような効果があるのかなどを、積極的に省外に発信していく。防衛省の研究開発事業の計画や将来の見通しを可能な限り省外とも共有し、省外関係者の予見可能性を向上させる。 5 わが国を守り抜くうえで重要な技術分野 将来にわたり、わが国を守り抜くうえで、どのような機能・能力が必要なのかを考え、それをブレークダウンしてわが国を守り抜くうえで重要な技術分野を具体化している。 参照 図表IV-1-2-2(わが国を守り抜くうえで重要な機能・能力) 図表IV-1-2-2 わが国を守り抜くうえで重要な機能・能力 将来の戦いにおいてわが国を守り抜くための機能・能力 物理分野で優勢を獲得するための機能・能力 情報分野で優勢を獲得するための機能・能力 認知分野で優勢を獲得するための機能・能力 隊員の負担、損害を局限しつつ、隊員以外の付随的な損害も局限する無人化、自律化 従来使っていなかったプラットフォームの活用 より早く、正確に情報を得るためのセンシング 従来使っていなかったエネルギーの活用 膨大な情報を瞬時に処理するためのコンピューティング これまで見えなかったものの見える化 新たな機能を実現する素材・材料、新たな製造手法 仮想、架空情報をあたかも現実かのように見せる能力 未来の状況を予測して先手を打つ判断能力の強化 組織内外において、どこでも誰とでも正確、瞬時に情報共有を可能とするネットワーク 認知能力の強化 効率的、効果的にサイバー空間を防御する能力 これらを実現するうえで重要な技術分野=わが国を守り抜くうえで重要な技術分野 3 次期戦闘機の開発 わが国の防衛にとって、航空優勢を将来にわたって確保するためには、最新鋭の優れた戦闘機を保持し続けることが不可欠である。このため、2035年頃から退役が始まる予定のF-2戦闘機の後継機である次期戦闘機については、わが国主導を実現すべく、数に勝る敵に有効に対処できる能力を前提に、将来にわたって適時適切な能力向上が可能となる改修の自由度や高い即応性を実現する国内生産・技術基盤を確保するよう開発していくことが必要である。次期戦闘機の開発については、この実現のため、2020年10月、戦闘機全体のインテグレーションを担当する機体担当企業として、2020年度事業に関し三菱重工業株式会社と契約を締結し、開発に着手した。 そのうえで、日英伊3か国で機体の共通化の程度にかかる共同分析を行い、その結果を踏まえ、3か国は共通の機体を開発することに合意し、2022年12月、3か国首脳はグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)を発表した1。これは、3か国の技術を結集し、開発コストやリスクを分担しつつ、将来の航空優勢を担保する優れた戦闘機を共同開発するものである。この協力は、各国の産 1 グローバル戦闘航空プログラムに関する共同声明(2022年12月9日) いわば防衛力そのものとしての防衛生産・技術基盤の強化 第IV部 第1章 日本の防衛 440