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A.2020年の2020年度の放射能レベルの比較的低い廃棄物重量は80000トン。
資源エネルギー庁の2020年度のデータによると、放射能レベルの比較的低い廃棄物重量は80000トンです。この数値は、日本国内における同区分の放射性廃棄物の発生量および保管状況を示す実績値です。
出典: 資源エネルギー庁『エネルギー白書2022(全文版)』2022年6月公表
2020年度の放射能レベルの比較的低い廃棄物重量
80000トン
放射能レベルの比較的低い廃棄物重量
第2部 エネルギー動向 第1章 国内エネルギー動向 【第213-2-6】原子力発電所廃止措置の流れ 押付け地盤として新たに利用 燃料取出 汚染状況調査、除去 周辺設備等の解体 原子炉等体の解体 建屋等の解体 約7年 約12年 約7年 約4年 第1段階 (解体準備) 第2段階 (周辺設備解体) 第3段階 (原子炉等体解体) 第4段階 (建屋等解体) 資料:2019年4月23日「総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分 科会原子力小委員会」 第 1 章 安倍総理(当時)は「利用目的のないプルトニウムは持たない」 との原則を引き続き堅持する旨表明するとともに、プルト ニウムの回収と利用のバランスを十分に考慮すること、プルト ニウムの適切な管理を引き続き徹底することを表明。また 日米首脳間の共同声明で、日本原子力研究開発機構の高速炉 臨界集合実験装置(FCA)からHEUとプルトニウムを全量撤去する ことを表明しました。2016年4月には、米国・ワシントンD.C.で 開催された第4回セキュリティ・サミットにおいて、安倍 総理(当時)は、FCAからの燃料の撤去予定を大幅に前倒しし て完了したこと、更に現在HEU燃料を利用している京都大学 臨界集合実験装置(KUCA)を低濃縮ウラン(LEU)燃料利用 の原子炉に転換し、すべてのHEU燃料を米国に移送すること 等を発表しました。 ③原子力施設の廃止措置 廃止が決定された原子力発電所の廃止措置は、事業者作 成し規制機関の認可を受けた廃止措置計画に基づき実施され ます。廃止措置の主な手順としては、「原子炉の解体」を中心 として4つのステップがあります (第213-2-6)。使用済燃料の 搬出のほか、放射性物質を多く含むものは放射線を及ぼす能力 が徐々に減る性質を利用して、時間を置いてその量を減らし たり(安全貯蔵)、一部の放射性物質を先にмии除いたり(汚 染の除去)して、規制に基づいて解体を進め、丁寧に放射性 物質を取り除いていきます。 1950年代に始まった日本の原子力利用から既に50年以上が 経過し、一部の原子力施設では施設の廃止や解体が行われ、 所要の安全確保の実績が積み上げられてきました。一方、こ れらの経験を踏まえ、安全確保のための制度上の手続面の明 確化や、原子力施設の廃止や解体に伴って発生する様々な種 類の廃棄物等から、放射性物質として管理する必要のあるも のと、汚染のレベルが自然界の放射性物質の放射線レベルと 比べても極めて低く、管理すべき放射性物質として扱う必要 のないものを区分するための制度(クリアランス制度)の創設 が必要とされてきました。こうした状況を踏まえ、2005年5 月に原子炉等規制法を改正して、廃止措置及びクリアランス 制度等の導入が行われました。 原子力発電所の廃止措置に伴い発生する解体廃棄物の総量 は、110万kW級の軽水炉の場合、約50万トンとなり、これら の廃棄物を適正に処分していくことが重要です。 運転中・解体中に発生する廃棄物の中には、安全上「放射 性物質として扱う必要のないもの」も含まれています。これ らは、放射能を測定し安全であることを確認し、国のチェック を受けた後、再利用できるものはリサイクルし、できないも のは産業廃棄物として処分することとしています。国に よるチェックが行われた後、放射性物質として適切に処 理処分する必要がある低レベル放射性廃棄物の量は、各電 力会社が2020年4月時点で公表している「廃止措置実施方針」 によると、51プラント合計で約48万トン(総廃棄物重量の約 2%)と試算されました。この中には炉内構造物等の「放射能 レベルの比較的高いもの」 が約8,000トン(総廃棄物重量の約 0.04%)、コンクリートピットを設けた浅地中への処分が可 能な「放射能レベルの比較的低いもの」 が約8万トン(総廃棄 物重量の約0.3%)、また、掘削した土壌中への埋設処分(浅 地中トレンチ処分)が可能な「放射能レベルは極めて低いも の」が約40万トン(総廃棄物重量の約1.8%)含まれていると試 算されました。 日本では1998年に日本原子力発電東海発電所が営業運転を 停止し、廃止措置段階に入っており、試験研究炉では、日本 原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)の動力試験炉 (JPDR)の解体撤去が、1996年3月に計画どおり完了し、2002 年10月に廃止届が届けられました。また、研究開発段階にあ る発電用原子炉では、2003年に運転を終了した日本原子力研 究開発機構の新型転換炉ふげん発電所の廃止措置計画の認 可 が2008年2月に行われました。同発電所は、原子炉廃止措置 研究開発センターに改組され、廃止措置のための技術開発を 進めてき...