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A.2020年の2020年岩見沢鋳物株式会社の従業員数は15人。
中小企業庁の2020年のデータによると、岩見沢鋳物株式会社の従業員数は15人です。この数値は同社の企業規模を示す統計データ(stat)に分類されます。
出典: 中小企業庁『2020年版 小規模企業白書(全体版)』2020年4月公表
2020年岩見沢鋳物株式会社の従業員数
15人
岩見沢鋳物株式会社の従業員数
第3章 中小企業支援機関の役割 事例 事例3-3-1: 国立大学法人室蘭工業大学 「製品開発から販路開拓の一貫した支援を通じ、地域産業の発展に取り組む教育機関」 北海道室蘭市の国立大学法人室蘭工業大学は、自律的で持続的な地域社会の創生に寄与することを目的として、学生の人材育成だけでなく、働く場である地元企業の育成にも取り組んでいる。同大学が所在する室蘭市は、鉄の街として有名であり、大手鉄鋼メーカーの下、関連事業を営む中小企業が多く、地域産業の発展にはこうした中小企業の発展が重要となっている。そこで、同大学が有する技術やネットワーク、人材育成機能などを活用し、特殊鋳物分野に関連する中小企業におけるイノベーション支援を推進している。この取組の一つが、鋳物関連企業による全国規模の連携体である「特殊鋳物協同組合2(通称: 鋳物シンジケート)」(以下、「本連携」という。)の構築・運営支援である。 国内の鋳物業界は、経営資源に制約のある規模の小さな企業が多く、投資負担の生じる技術開発や設備投資が進まず、生産能力の制約から大口受注に対応しづらいといった構造的な課題を抱えている。また、重量に応じて価格を決定する商慣習のため、製品の性能を向上させても、その分の価格転嫁が難しく、海外製品を含めた厳しい価格競争にさらされている業界でもある。 このような中、本連携は同大学の清水一道教授をコーディネート役として、優れた技術を有しつつも経営資源が限られる中小鋳物業者が広域で連携することにより、発注量の大きな大手企業との取引を可能とする新たなビジネスモデルである。本連携のメリットは、大口受注機会の獲得に加え、大学からの指導を通じた技術力の向上や設備稼働率の向上(生産能力の補完機能)のほか、複数の工場を持つことが難しい中小企業におけるBCP対策としての効果も期待できる点である。 本連携を支える同大学の支援は、ユーザーニーズを踏まえた製品開発や製造にとどまらず、販路開拓や価格交渉、品質検査、知財戦略までをカバーする一気通貫したものといえ、この点が大きな特徴となっている。 北海道岩見沢市に所在する岩見沢鋳物株式会社(従業員15人、資本金1,200万円)は、同大学の呼かけにより本連携に参画した中核企業の1社である。同大学の技術指導や各種補助金などを活用した研究開発により、従来製品の2倍以上の耐摩耗性を誇る特殊鋳鋼の開発に成功し、自社製品の高付加価値化を実現。国内大手製鉄メーカーの生産設備への実装に向け、現在実証評価を受けている。 清水教授は「企業間連携を大学が支援することで、中小企業でも付加価値の高い製品製造や大手企業との取引が実現した。他業種への横展開も期待できる。」と語る。 鋳物シンジケート イメージ図 技術講習会の風景 2 2018年7月に設立された、鋳物製造に関する木型、鋳造、加工、熱処理という上流から下流工程に携わる、道内8社と道外15社の合計23社(2020年3月現在)で組成される組合。 Ⅲ-104 2020 White Paper on Small Enterprises in Japan