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A.2016年の2016年度の空自による中国機への緊急発進回数は851回。
防衛省のデータによると、2016年度における航空自衛隊による中国機に対する緊急発進(スクランブル)回数は851回です。これは同年度における対中国機への緊急発進回数の実績値を示しています。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
中国 第2節 収集を行っていると考えられる艦艇や海・空軍機、太平洋やインド洋などの遠方へと進出する艦艇、海洋権益の保護を名目に活動する中国海警局所属の船舶が多数確認されている。このような活動には、中国海警船によるわが国領海への断続的侵入のほか、自衛隊艦艇・航空機への火器管制レーダーの照射31や戦闘機による自衛隊機や米軍機などへの異常接近、「東シナ海防空識別区」の設定32といった上空における飛行の自由を妨げるような動きを含め、不測の事態を招きかねない危険な行為を伴うものもみられ、強く懸念される状況となっており、また、極めて遺憾である。さらに、過去にわが国領空内で確認されていた特定の気球型の飛行物体について、中国が飛行させた無人偵察用気球と強く推定される。また、南シナ海においては、軍事拠点化を進めるとともに、海空域での活動も拡大・活発化させており、力による一方的な現状変更の既成事実化を推し進めている。中国には、法の支配の原則に基づき行動し、地域や国際社会において協調的な形で積極的な役割を果たすことが強く期待される。 (2) わが国周辺海空域における軍の動向 近年、尖閣諸島に関する独自の主張に基づくとみられる活動をはじめ、中国海上・航空力は、尖閣諸島周辺を含むわが国周辺海空域における活動を拡大・活発化させており、行動を一方的にエスカレートさせる事案もみられるなど、強く懸念される状況となっている。空自による中国機に対する緊急発進の回数は、2016(平成28)年度には851回と過去最多を更新し、以降も引き続き高 図表 I-3-2-9 わが国周辺海空域における最近の中国軍の主な活動(イメージ) わが国周辺で確認された中国海軍(海上・航空自衛隊撮影) シャン級潜水艦 空母「遼寧」 H-6爆撃機 TB-001偵察/攻撃型無人機 凡例 海上戦力 航空戦力 沖縄・宮古島間を通過しての頻繁な太平洋進出 中国海軍測量艦が日本の領海を航行(2021年11月)(2022年4月・7月・9月・11月・12月)(2023年2月・6月・9月) 紀伊半島沖までの爆撃機進出(2017年8月) 太平洋での空母艦載戦闘機(推定含む)の飛行(2018年4月)(2020年4月)(2021年4月・12月)(2022年5月・12月)(2023年4・9・10〜11月) 台湾周辺海空域で多数の中国軍機・中国艦艇が参加する演習を実施。わが国EEZを含むわが国近海に設定した訓練海域に向け、弾道ミサイル9発を発射。(2022年8月) 中露艦艇がわが国を周回する形またはわが国周辺で共同航行(2021年10月)(2022年9月)(2023年7月〜8月) 中露海軍艦艇による洋上への射撃(2022年9月) 中国軍演習「北部・連合2023」(2023年7月) 東京 日本海 頻繁な日本海進出 東シナ海および上空での中国海軍の活動 奄美大島 沖縄 宮古島 尖閣諸島 与那国島 台湾 中露爆撃機が長距離共同飛行(2019年7月)(2020年12月)(2021年11月)(2022年5月)(2022年11月)(2023年6月)(2023年12月) 中国海軍戦闘艦艇が尖閣諸島周辺のわが国接続水域を航行(2022年7月) 中露海軍共同演習「海上協力2022」 青島 潜水艦などの尖閣諸島接続水域などの潜水航行(2018年1月) 中国軍と推定される潜水艦が接続水域内を潜水航行(2020年6月)(2021年9月) 500km ※場所・航跡などはイメージ、推定含む 31 2013年1月に…(注釈略) 32 中国は2013年11月…(注釈略) 日本の防衛 78