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A.2030年の防衛省の女性自衛官割合の目標値は12%。
防衛省は、令和12年(2030年)までに女性自衛官の割合を12%に増加させる目標を設定しています。この数値は防衛省における女性登用推進に向けた具体的なターゲット値を示したものです。
出典: 防衛省『令和7年版 防衛白書(前編)』2025年7月公表
特集 2 自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立 近年の生活・勤務環境の改善状況に関して、自衛隊の現場の隊員の声を聴きます。 1 主な具体的施策の今後の進め方(イメージ) 令和6年度 令和7年度 令和8年度 令和9年度 令和10年度以降 処遇改善 指定場所生活調整金新設に関する法案検討 自衛官の俸給表改定に関する部外の専門家による検討 法案検討 俸給表の施行 不慣れな営舎内生活などに対する給付金(指定場所生活調整金)を支給 自衛官任用一時金引上げに関する政令改正 自衛官任用一時金の引上げ 新たな任期制の創設に向けた法案検討 体制整備 新たな任期制を採用(自衛官候補生制度を廃止) 生活・勤務環境改善 マネジメント能力向上教育およびエンゲージメントサーベイの試行 試行を踏まえた改善 組織文化の改革を継続的に実施 既存隊舎の居室の個室化(陸自はR7、海・空自はR10完了予定) 営舎外許可基準緩和に向けた規則改正 営舎外許可基準の緩和 陸自駐屯地のすべての生活隊舎に無線LAN環境を整備 主要艦艇における通信環境を整備 女性用区画、女性トイレ・浴場などの整備(R12までに女性自衛官の割合を12%に増加) 新たな生涯設計の確立 関係省庁と防衛省が連携して幅広い業界や経済団体に働きかけることによる再就職先拡充 地方公共団体の防災・危機管理部門における退職自衛官の採用の拡大、安定的な雇用と処遇の確保 65歳に至るまでの再就職の援助を可能とするための制度整備 体制整備 援助開始 R10年度以降の定年の引上げに向けた検討の実施 定年の引上げ 若退金に関する部外の専門家による検討 法案検討 若年定年退職者給付金の給付水準の引上げ 人的基盤の強化を担う室の設置 人的基盤の強化を担う室による施策の検証・フォローアップ 3 生活・勤務環境の改善に関する海上自衛官の声 練習艦における訓練風景(1) 2024年度遠洋練習航海に実習幹部として参加しました。座学中心の幹部候補生学校から実習中心の遠洋練習航海へと環境が大きく変わりましたが、実習に特化した練習艦で操艦訓練、航海当直訓練をはじめとする各種訓練を繰り返し、長期間洋上にいる艦艇での生活に慣れ、部隊勤務に必要な力を身につけてきました。訓練以外の時間では、艦上体育を行ったり艦内イベントに参加したりとメリハリのある生活を送ることができました。遠洋練習航海では、訓練や生活のいたるところに新たな学びがあり、非常に充実した日々を過ごしました。また、今年度は試験運用で搭載された「スターリンク」通信により、洋上でも家族とSNSを使用して連絡を取ったり、YouTubeにアップされた家族の様子を動画で見ることができました。長期間の出港でしたが、個人の端末を使用して家族と定期的に連絡を取り、また、日々の様子を見て身近に感じることができたため、安心して勤務に従事することができました。充実した実習環境で得られた経験を十分に活かし、国防に貢献できるよう今後の勤務に邁進してまいります。 2等海尉 野島 優希子 1 護衛艦きりしま 2 横須賀地区(神奈川県横須賀市) 3 通信士 練習艦における訓練風景(2) 7 令和7年版 防衛白書