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A.2023年の総務省によるAPT共同研究支援件数は1件。
2023年度において、総務省はアジア・太平洋電気通信共同体(APT)への拠出金を通じて、1件の国際共同研究実施を支援しました。総務省が関与する国際的な共同研究支援の実績を示す指標です。
出典: 総務省『令和6年版 情報通信白書(全体版)』2024年7月公表
第8節 ICT国際戦略の推進 ていくこととしている*11。 2024年(令和6年)のG7議長国のイタリアは、「広島AIプロセス」を継続して推進することを表明し、3月に採択された「G7産業・技術・デジタル閣僚宣言」では、開発途上国・新興経済国を含む主要なパートナー国や組織における広島AIプロセスの成果の普及、採択、適用を促進するためのアクションが歓迎された。 2024年(令和6年)5月に開催されたOECD閣僚理事会では、生成AIに関するサイドイベント「安全、安心で信頼できるAIに向けて:包括的なグローバルAIガバナンスの促進」において、岸田総理大臣から49ヶ国・地域の参加を得て広島AIプロセスの精神に賛同する国々の自発的な枠組みである「広島AIプロセス フレンズグループ」を立ち上げることを発表した。 3 アジア太平洋経済協力(APEC) アジア太平洋経済協力(APEC:Asia-Pacific Economic Cooperation)は、アジア・太平洋地域の持続可能な発展を目的とし、域内の主要国・地域が参加する経済協力の枠組みである。電気通信分野に関する議論は、電気通信・情報作業部会(TEL:Telecommunications and Information Working Group)を中心に行われている。 2021年(令和3年)のAPEC首脳会議で「アオテアロア行動計画」が採択されたことに伴い、TELでは、現在、同行動計画の中で経済的推進力の一つとして掲げられている「イノベーションとデジタル化」の分野について実施促進のための検討を進めている。 総務省も、年2回開催されるTELにおける議論への参加、デジタル政府に関するプロジェクトの推進や我が国におけるICT政策の周知などの活動を通じ、TELの運営に積極的に貢献している。 4 アジア・太平洋電気通信共同体(APT) アジア・太平洋電気通信共同体(APT:Asia-Pacific Telecommunity)は、1979年(昭和54年)に設立されたアジア・太平洋地域における電気通信分野の国際機関で、同地域における電気通信や情報基盤の均衡した発展を目的として、研修やセミナーを通じた人材育成、標準化や無線通信などの地域的政策調整などを行っており、現在、我が国の近藤勝則氏(総務省出身)が事務局長を務めている。 総務省では、APTへの拠出金を通じて、ブロードバンドや無線通信など我が国が強みを有するICT分野で研修生の受け入れ、ICT技術者/研究者交流などの活動を支援している。2023年度(令和5年度)は、9件の研修、1件の国際共同研究及び3件のパイロットプロジェクトの実施を支援した。 5 東南アジア諸国連合(ASEAN) 東南アジア諸国連合(ASEAN:Association of South-East Asian Nations)は、東南アジア10か国からなる地域協力機構であり、経済成長、社会・文化的発展の促進、政治・経済的安定の確保、域内諸問題に関する協力を主な目的としており、「ASEANデジタル大臣会合(ADGMIN)」においてデジタル分野における政策が議論されている。 *11 AI事業者ガイドラインに関する取組については、第II部第2章第6節「ICT利活用の推進」も参照。 280 令和6年版 情報通信白書 第II部