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A.日本基準の品質 PFI 原則を踏まえた監査を行い、清算・振替機関の財務基盤・システムの安定性を確保
PFI原則に基づいた監査を実施し、清算・振替機関の財務基盤およびシステムの安定性を確保する方針。
出典: 金融庁『平成28事務年度 金融行政方針』2016年10月公表
② 会計基準の品質向上に向けた取組み 我が国上場企業等において使用される会計基準の品質が、より高品質なものとなることを目指し、関係者と連携して、引き続き以下の取組みを進める。 (ア)国際会計基準(IFRS)の任意適用企業の拡大促進 (イ)IFRS に関する我が国からの国際的な意見発信の強化 (ウ)日本基準の高品質化 (エ)国際会計人材の育成(IFRS に基づく会計監査の実務を担える人材の育成、IFRS に関して国際的な場で意見発信できる人材のプールの構築) (4)市場のインフラ・システムの頑健性の確保 重要な市場インフラである取引所、清算・振替機関のシステム等の安定的な運営を確保するための態勢が構築されているかについて検証する。また、非清算店頭デリバティブ取引に係る証拠金規制の円滑な実施を図る。 ① 取引所の運営 取引所は日々大量の取引が行われ、市場に流動性を供給する役割を果たす重要な市場インフラである。こうした取引所の機能の重要性に鑑み、システム障害を起こさず、安定的な運用を確保するための態勢が構築されているかについて検証する。特に、システム更新が予定されている取引所もあるが、その実施に向けたシステムの開発・準備状況を検証する。 ② 清算・振替機関の運営 清算・振替機関は取引成立後の清算、振替、記録等の多量・多額の処理を行うことにより、金融取引に係る効率性を高めるとともにリスクの削減を可能とする重要な市場インフラである。さらに、最近では店頭デリバティブ取引に係る清算集中の義務付け等の取組みにより、その役割は一層重要となってきている。こうしたことから、清算・振替機関等向けの総合的な監督指針及び「金融市場インフラのための原則(FMI 原則)」を踏まえた監督を行い、清算・振替機関の財務基盤・システムの安定性の確保をする。 ③ 店頭デリバティブ取引に係るカウンターパーティ・リスクの低減 店頭デリバティブ取引については、そのカウンターパーティ・リスクの低減に向けて、清算集中の対象商品及び対象者の拡大を順次進めてきている。今後も、清算集中の 8 あるカウンターパーティ(取引先)との間の店頭デリバティブ取引が正の価値を持つ場合、当該カウンターパーティが破綻したときに、正の価値の金額を取り損なってしまうリスク。 16