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A.2022年の日本の石炭輸入における豪州とインドネシアの割合は70%。
資源エネルギー庁の2022年データによると、日本の石炭資源の海外輸入において、豪州とインドネシアの合計割合は7割を超えています。日本の石炭輸入先が特定の2カ国に70%以上集中している実態を示しています。
出典: 資源エネルギー庁『エネルギー白書2022(全文版)』2022年6月公表
日本の石炭輸入における豪州とインドネシアの割合
70%
日本の石炭資源の海外輸入における豪州とインドネシアの合計割合は7割を超える
ニュートラルの実現に向けた連携について議論しました。さ らに、エネルギー分野にとどまらず、先端技術やイノベーショ ンの促進等の新たな分野にとどまらず、両国協力 を深化させる ことが重要です。中東地域からのエネルギー 供給を確保するため、サウジアラビアやUAEに加えて、その 他の中東資源国との関係を幅広く強化・拡大することが重 要です。例えば、日本にとって第4位の原油供給 国であるとともに、世界最大のLNG輸出国のカタールが、日本 にとって第3位のLNG供給国でもあるため、LNGの安定供給 の観点からも重要なパートナーです。2021年10月にオンライ ンで開催されたLNG産消会議においては、エネルギートランジ ションの鍵となる資源としてのLNGの位置付けの明確化を 目指し、世界最大規模のLNG消費国である日本と世界最大の LNG輸出国であるカタールが、主に①“トランジション・エ ナジー”として重要性を増すLNGの役割、②LNGをよりクリー ンに利用するために、といった2つのテーマで、産消国双方 の更なる連携の必要性を確認するための議論をリードしま した。このほか、日本にとって第3位の原油供給国であるク ェートととの間では、2021年9月、江島経済産業副大臣とアル・ ファーリス石油大臣兼高等教育大臣との間でオンライン会議 を行い、石油分野での協力の進展を歓迎するとともに、アジ アのエネルギートランジションをはじめ、カーボンニュート ラルの実現に向けても二国間で連携することを確認しまし た。さらに、2022年3月には、萩生田経済産業大臣が、ファー リス副首相兼石油大臣兼内閣担当国務大臣とオンライン会議 を行い、国際原油市場の安定化に向けた協力を働きかけると ともに、クリーンエネルギー分野での協力強化を確認しまし た。また、会議後、両大臣設立の、日本貿易保険(NEXI) とクウェート石油公社(KPC)間のエネルギー協力拡充や脱炭 素化の促進等を目的にした協力覚書(MOC)の署名式が行わ れました。以上のように引き続き、中東各国との資源外交を多角的に 展開するとともに、水素・アンモニア等の脱炭素分野を含む 包括的な資源外交を展開していきます。また昨今の原油価格高騰を踏まえ、産油国に国際原油市場の安定化にかかる協力 の働きかけを行うことで、エネルギー安定供給の確保を目指し ます。2. 石炭の安定供給確保に向けた取組石炭は、現時点の技術・制度を前提とすれば、化石燃料の 中で最もCO2排出量が大きいものの一つ、調達に係る地政学リスク が最も低く、熱量当たりの単価も低廉であることに加え、 保管が容易であることから、現状において安定供給性や経済 性に優れた重要なエネルギー源です。近年、中国、中国やインド、 東南アジア諸国を中心とした新興国における輸入量増加により、世界の石炭海上貿易に占める日本の割合は低下していま す。こうしたアジア新興国での石炭需要は、今後も伸びてい くことが見込まれる一方で、最近は脱炭素化に伴う石炭開発 停滞への影響から、石炭調達を巡る国際競争はより一層激し くなっていくことが予想されます。日本が必要とする石炭を2. 石炭の安定供給確保に向けた取組石炭は、現時点の技術・制度を前提とすれば、化石燃料の 中で最もCO2排出量が大きいものの一つ、調達に係る地政学リスク が最も低く、熱量当たりの単価も低廉であることに加え、 保管が容易であることから、現状において安定供給性や経済 性に優れた重要なエネルギー源です。近年、中国、中国やインド、 東南アジア諸国を中心とした新興国における輸入量増加により、世界の石炭海上貿易に占める日本の割合は低下していま す。こうしたアジア新興国での石炭需要は、今後も伸びてい くことが見込まれる一方で、最近は脱炭素化に伴う石炭開発 停滞への影響から、石炭調達を巡る国際競争はより一層激し くなっていくことが予想されます。日本が必要とする石炭を中長期的にわたり、安定的にかつ安価に調達するためには、供給 源の多角化を進めることや産炭国との良好な関係を深化させ ることが重要です。日本は、石炭資源のほとんどを海外からの輸入に頼ってお り、その中でも豪州とインドネシアからの輸入は全体の7割 を超えます。特に豪州は、日本で主に使われる高品位炭の埋 蔵量のほか、輸送距離、インフラ整備の状況や政策の動向等、 いずれの要素を見ても引き続き日本にとって最も安定した供 給国です。一方で、2017年には豪州に上陸したサイクロンに より、炭鉱と石炭輸出をつなぐ鉄道に大きな被害が発生し 需給がひっ迫する等、過度な依存状態はリスクになる可能性 があります。また、産炭国での資源ナショナリズムの高まり から、近年ベトナムやインドネシアでは石炭輸...