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A.2023年の日仏協力のロードマップ(2023-2027年)は2023-2027年。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
2023-2027年
日仏協力のロードマップ(2023-2027年)
第1節 多角的・多層的な安全保障協力の戦略的な推進 装備品・技術移転協定、日仏ACSAが締結されているほか、部隊間での共同運用・演習のための行政上、政策上、法律上の手続を相互に恒常的に改善する方策についての議論を一層加速させることで一致している。 イ 最近の主要な防衛協力・交流実績など 2023年5月、岸田内閣総理大臣は、G7広島サミットに際し、マクロン・フランス大統領と日仏首脳会談を行った。会談では、サイバーや宇宙分野などでの連携、共同訓練などの具体的協力を進展させることで一致するとともに、東アジア情勢について、中国をめぐる諸課題への対応、核・ミサイル問題、拉致問題を含む北朝鮮への対応について引き続き連携していくことを確認した。 同月実施した第7回日仏「2+2」では、インド太平洋地域における寄港や、二国間・多国間での共同訓練を通じた自衛隊とフランス軍との間の運用面での交流が定期的、かつ、質の高いものであることを歓迎した。また、太平洋島嶼国のために日仏協力を強化するとともに、部隊間での共同運用・演習のための行政上、政策上、法律上の手続を相互に改善するための恒常的な枠組みについての議論を加速させることで一致した。 同年12月に実施した日仏首脳電話会談では、「日仏協力のロードマップ(2023-2027年)」が発出された。安全保障・防衛に関しては、二国間・多国間の共同訓練・演習における日仏の協力や、軍用機・艦艇などの寄港(航)を促進するとともに、宇宙・サイバー・電磁波の分野における協力、海洋安全保障分野、防衛装備・技術分野、第三国における能力構築支援、自国民保護における協力など、日仏の防衛協力・交流をさらに強化することとされた。 また、2024年5月に実施した日仏首脳昼食会において、日仏円滑化協定(RAA)の交渉開始に合意し、交渉を着実に進展させることで一致した。 ウ 各軍種の取組 吉田統幕長は、2023年6月、ビュルカール・フランス統合参謀総長とテレビ会談を行い、欧州およびインド太平洋地域の課題に相互に関与を強化していきたい旨述べた。同年8月には、フィジーで開催されたインド太平洋参謀総長等会議(CHOD)において、ヴォージュール・フランス統合参謀本部作戦部長(当時)と会談を行い、同月のニジェール共和国邦人の退避におけるフランスの支援に謝意を表するとともに、欧州とインド太平洋地域の安全保障は不可分である旨強調し、今後の日仏協力・交流の方向性について認識を共有した。 自衛隊は、同年4月、フランス領ニューカレドニア駐留仏軍が主催するHA/DRの多国間訓練「南十字星」に参加し、フランスおよび参加国との相互理解の増進、信頼関係の強化を図った。 森下陸幕長は、同年9月、インドで開催されたインド太平洋地域陸軍参謀長等会議(IPACC)において、シル・フランス陸軍参謀長と懇談を行った。また、同年11月のフランス公式訪問に際し、シル陸軍参謀長などと懇談を行い、力による一方的な現状変更の試みを許さず、法の支配に基づく国際秩序を維持するため、日仏の一層の連携が重要であるとの認識で一致した。 陸自は、同年9月にフランス領ニューカレドニアにて、日仏陸軍種として初めてとなる日仏共同訓練「ブリュネ・タカモリ」を実施した。 酒井海幕長は、同年9月、米国主催国際シーパワーシンポジウム(ISS)において、ヴォージュール・フランス海軍参謀長と懇談を行い、インド太平洋地域における日仏の連携について議論を行った。 海自は、フランス領ポリネシアおよびフランス領ニューカレドニアに駐留するフランス軍と日仏共同訓練「オグリ・ヴェルニー」を毎年実施するほか、フランス軍が主催する多国間訓練「ラ・ペルーズ」などに参加している。同年4月以降、日仏共同訓練「オグリ・ヴェルニー」を4回実施するとともに、同年6月には、米国主 陸軍種初の日仏共同訓練「ブリュネ・タカモリ」(2023年7月) 同志国などとの連携 第Ⅲ部 第3章 369 令和6年版 防衛白書