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A.2023年の整備済み水田面積割合(30a以上)の推移は68.7%。
農林水産省が発表した令和5年度(2023年度)の30a程度以上の区画に整備済みの水田面積割合は68.7%です。この数値は、一定規模以上に区画整理された水田が占める割合を示しています。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第8節 農業の成長産業化や国土強靱化に資する農業生産基盤整備と保全 我が国の農業を成長産業にするとともに、食料安全保障の確保を図るためには、令和3(2021)年に閣議決定した土地改良長期計画を踏まえ、農地を大区画化するなど、農業生産基盤を整備し良好な営農条件を整えるとともに、大規模災害時にも機能不全に陥ることのないよう、国土強靱化の観点から農業水利施設の長寿命化や農業用ため池の適正な管理・保全・改廃を含む防災・減災対策を効果的に行うことが重要です。 本節では、水田の大区画化、汎用化・畑地化等の状況、農業水利施設の保全管理、流域治水の取組等による防災・減災対策の実施状況等について紹介します。 (1) 農業の成長産業化に向けた農業生産基盤整備 (50a以上に区画整備済みの水田は12%) 農地等の農業生産基盤は、食料安全保障の確保や農業の生産性向上を図っていく上で極めて重要であり、今後も効率的な整備を行っていくことが不可欠です。 令和5(2023)年の水田の整備状況を見ると、水田面積全体(234万ha)に対して、30a程度以上の区画に整備済みの面積は68.7%(160万ha)、担い手への農地の集積・集約化や生産コストの削減に特に資する50a以上の区画に整備済みの面積は12.3%(29万ha)、更に1ha以上の大区画に整備済みの面積は6.3%(15万ha)、暗渠排水の設置等により汎用化が行われた面積は47.7%(111万ha)となっています(図表2-8-1、図表2-8-2)。 図表2-8-1 水田の整備状況 水田面積 234万ha 15万ha(6.3%) 1ha以上の大区画整備済み面積 29万ha(12.3%) 50a以上整備済み面積 30a程度以上整備済み面積 160万ha(68.7%) 汎用化が行われた面積 111万ha(47.7%) 資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計」、「農業基盤情報基礎調査」を基に作成 注:1)「汎用化が行われた面積」は、「30a程度以上整備済み面積」のうち、暗渠排水の設置等が行われ、地下水位が70cm以深かつ湛水排除時間が4時間以下の田の面積 2)「水田面積」は令和5(2023)年7月時点の田の耕地面積の数値、それ以外の面積は令和5(2023)年3月末時点の数値 図表2-8-2 水田の大区画化・汎用化の状況 80 % 30a程度以上整備済み面積 60 60.0 61.3 62.9 63.8 65.3 67.0 68.7 40 41.0 41.9 43.0 44.0 45.2 46.5 47.7 汎用化が行われた面積 20 1ha以上の大区画整備済み面積 50a以上整備済み面積 7.2 7.9 8.6 9.3 10.2 11.3 12.3 0 3.3 3.7 4.1 4.5 5.0 5.7 6.3 平成17年(2005) 20(2008) 23(2011) 26(2014) 29(2017) 令和2(2020) 5(2023) 資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計」、「農業基盤情報基礎調査」を基に作成 注:1)「汎用化が行われた面積」は、「30a程度以上整備済み面積」のうち、暗渠排水の設置等が行われ、地下水位が70cm以深かつ湛水排除時間が4時間以下の田の面積 2)各年3月末時点の数値 177