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A.2025年の子供食堂開設による累計食事提供数は2500食以上。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第2節 円滑な食品アクセスの確保に向けた対応 を提供する取組を支援しており、令和2(2020)年度からは、政府備蓄米の無償交付を行っています。また、令和6(2024)年9月からは、こども食堂等向けの政府備蓄米無償交付の申請窓口を、農林水産省本省と9か所の地方農政局等に加えて、地域拠点等がある51か所にも新規開設しました。さらに、受付時期が年4回に限定されていた交付申請の受付を、通年で行うこととしました。令和7(2025)年3月からは、食育活動を支援するフードバンクも交付対象としました。その結果、令和6(2024)年度の交付数量は、こども食堂・こども宅食及びフードバンク向けを合わせて約1,199tとなっています。 くわえて、経済的に困窮している者への食料提供の充実を図るため、こども食堂等の立上げ等の支援を進めています。 (事例) スポーツの力を活かして「こども食堂」の取組を推進(千葉県) (1) 「地域愛着」をモットーとして社会貢献活動を推進 「千葉ジェッツ」は、平成27(2015)年に創立されたB.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチームです。「地域愛着」をモットーとする同チームでは、「JETS ASSIST」という社会貢献活動を行っています。その活動の一つとして、令和2(2020)年からフードドライブを実践しており、選手がSNSを通じて試合の観客に食料品の寄贈を呼び掛け、一回に100kgを超える食料品が集まることもありました。 その結果、令和3(2021)年12月には同リーグに所属するチームとして初の「HEROs AWARD」を受賞しました。同賞は、スポーツの力を活用して社会貢献活動を行うアスリートやチーム、企業を表彰するものであり、同チームでは、この受賞をきっかけに更なる社会貢献活動として、こども食堂の取組を開始しました。 (2) 試合の映像を見ながら食事ができるこども食堂を開設し、累計2,500食以上を提供 こども食堂は、令和4(2022)年9月から令和5(2023)年6月にかけて10回開催しており、令和6(2024)年9月からは月1回のペースで開催しています。開催に当たっては、地方公共団体と連携して優先的にひとり親世帯への参加を呼び掛けました。会場では、同チームの試合映像を放映しており、参加した家庭からは、「子供が大喜びだった」といった声が聞かれています。また、提供する食事には、地産地消につながる地元の食材を優先的に使い、令和7(2025)年3月時点の累計では2,500食以上を無償で提供しました。 (3) こども食堂の場て食育に関する出前授業を開催して、学ぶの場としても展開 令和6(2024)年度においては、こども食堂を開催する際に新たに地方公共団体と連携して食育に関する出前授業を併せて行っています。今後は、参加者にとって食事だけでなく学びの場にもなるような工夫を行っていくこととしています。 埼玉県 茨城県 東京都 船橋市 千葉県 千葉ジェッツふなばしがプロデュースしたこども食堂の会場 資料:株式会社千葉ジェッツふなばし こども食堂で提供された食事 資料:株式会社千葉ジェッツふなばし 240