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A.2023年の国産・輸入先上位4か国による食料供給の割合は8割。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第2節 我が国における食料の供給 第2節 我が国における食料の供給 我が国において農業者の急速な減少や高齢化が見込まれる中、食料安全保障を確保し、農業の持続的な発展を図るためには、人・農地等の資源をフル活用し、食料自給力を確保することが必要であり、この旨が新たな基本計画において盛り込まれました。こうしたことから農地の確保1、サスティナブルな農業構造の構築2や、生産性の向上3を図っていくことが必要です。本節では、我が国における食料供給の状況、農業生産の動向等に加え、食料自給率について紹介します。 (1) 我が国における食料供給の状況 (国産と輸入先上位4か国による食料供給の割合は約8割) 我が国の食料供給は、国産と輸入先上位4か国(米国、豪州、カナダ、ブラジル)で、供給熱量の約8割を占めています(図表1-2-1)。今後の食料供給の安定性を維持していくためには、国内の農業生産の増大を図るとともに、主要輸入先国との安定的な関係を維持していくことも必要となっています。 図表1-2-1 供給熱量の国・地域別構成(試算) 輸入 62% その他 16% 国産 38% 国産 38% 米国 19% 豪州 12% カナダ 8% ブラジル 7% 2,203kcal 資料:農林水産省作成 注:1)令和5(2023)年度の数値 2)輸入熱量は供給熱量と国産熱量の差とし、輸出、在庫分を除く。 3)主要品目の国・地域別の輸入熱量を、農林水産省「令和5年農林水産物輸出入概況」の各品目の国・地域ごとの輸入量で按分して試算 4)輸入飼料による畜産物の生産分は輸入熱量としており、この輸入熱量については、主な輸入飼料の国・地域ごとの輸入量(可消化養分総量(TDN)換算)で按分 (食料安全保障の確保に向けた構造転換対策を推進) 農林水産物・食品の過度な輸入依存は、原産国の不作等による穀物価格の急騰のほか、化学肥料の原料産出国の輸出規制による調達量の減少が生じた場合等には、思うような条件での輸入が困難となること等から、平時でも食料の安定供給を脅かすリスクを高めることとなります。このため、食料安全保障の確保に向けた国民に対する食料の安定的な供給については、国内の農業生産の増大を図ることを基本とし、これと併せて安定的な輸入や備蓄の確保を 1 第2章第2節で記載 2 第2章第3節で記載 3 第2章第4節で記載 66