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A.2024年の令和6年能登半島地震の農林水産関係被害額は3764.3億円。
農林水産省が発表した2024年の令和6年能登半島地震における被害額合計は3764.3億円です。この数値は農林水産分野における被害総額を示しています。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
トピックス 5 令和6年能登半島地震等への対応 令和6(2024)年1月に石川県能登地方で発生した地震は、石川県を中心に、人的被害のほか、農地・農業用施設や林地・林道施設、漁港等に大きな被害をもたらしました。その後、同年9月20日からの奥能登地域における豪雨(以下「奥能登豪雨」という。)が、同地域において更なる被害をもたらしました。以下では、「令和6年能登半島地震」と奥能登豪雨による、被害の状況と復旧に向けた取組について紹介します。 (令和6年能登半島地震により、石川県を中心に北陸各県等に大きな被害が発生) 令和6(2024)年1月に石川県能登地方で発生した最大震度7の地震による被害は、市街地ばかりでなく、農山漁村等にも広がり、石川県を始めとする北陸各県等の農林水産業にも甚大な被害をもたらしました(図表 トピ5-1)。 図表 トピ5-1 農林水産関係の主な被害状況(令和6年能登半島地震・大雨災害) 農地(箇所) 農業用施設等(箇所) 農業・畜産用機械(件) 農業用ハウス等(件) 畜産用施設(件) 共同利用施設(件) 林野関係(件) 漁船(隻) 漁港(漁港) 水産業共同利用施設(件) 被害額(億円) 令和6年能登半島地震(6県) 4,208 9,879 1,119 1,945 82 257 2,769 366 73 94 3,764.3 令和6年9月20日からの大雨(15県) 1,865 1,966 220 103 1 6 837 3 3 - 627.3 計 6,073 11,845 1,339 2,048 83 263 3,606 369 76 94 4,391.6 資料:農林水産省作成 被災した農地・農業用施設等は多数、大規模かつ広範囲にわたり、くわえて、道路の寸断や積雪もあり、被害把握等に困難をきたしました。農林水産省は、発災直後から全国の地方農政局等から国の職員をMAFF-SAT(農林水産省・サポート・アドバイスチーム)として現地に派遣し、被災した地方公共団体や関係団体等と連携し、農地・農業用施設等の被害状況の把握を迅速に行うとともに、できるだけ多くの農地で営農の再開がされるよう、応急復旧を全力で進めました。また、農村地域のライフラインである農業集落排水施設、営農飲雑用水施設についても、土地改良事業団体連合会等の関係団体の協力を得て、全国から派遣された技術者により点検・応急復旧が迅速に行われました。 さらに、政府は、発災直後から「食料・物資支援チーム」を設置し、被災地の要望を踏まえ、業界団体の協力の下、約514万点の飲食料、約1万8千kgの無洗米等を供給しました。食料支援に対するニーズの多様化を見越し、調達可能な品目のリストを被災各県に提示し、温かい状態で食べることができるレトルト食品、アレルギー対応食品、炊き出し用の無洗米、野菜ジュース等を発送しました。さらに、外食事業者の協力を得て、キッチンカーを活用した食事提供の取組を実施しました。 1 気象庁が定めた名称で、令和2(2020)年12月以降、能登地方周辺で発生している一連の地震活動のことを指す。 49