ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.2022年の世界の財輸出全体に占める韓国のシェア(2022年)は3.0%。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
出財から新興国の輸出財への代替が進んでいる可能性がある7。 第3-1-6図 世界の財輸出全体に占める各国のシェア 世界の財輸出に占める日本のシェアは、米国・ドイツと比較しても長期的に低下傾向 (%) 16 14 12 10 8 6 4 2 0 1980 82 84 86 88 90 92 94 96 98 2000 02 04 06 08 10 12 14 16 18 20 22 (年) 米国 ドイツ 日本 ASEAN 韓国 中国 台湾 13.7 8.7 8.5 7.0 3.5 3.0 2.2 (備考)経済産業研究所「RIETI TID 2023」により作成。ASEANはミャンマーを除く9か国の合計。 次に、財別に輸出競争力を明らかにするため、顕示対称比較優位(RSCA:Revealed Symmetric Comparative Advantage)指数8の動向を確認する。RSCA指数は、国際間の比較優位を測る代表的な指標の一つであり、-1から1の間の値を取る。RSCA指数が0を超えていれば、当該国における当該産業は、同国の他の産業に対して比較優位を持つと解釈できる一方、0を下回れば比較劣位にあることを示す。第3-1-7図は、輸送機械、一般機械、電気機械といった機械類と化学製品について、中間財と最終財に分けて、1980年以降における日本、米国、中国、ドイツ、韓国のRSCA指数の推移を示したものであり、第3-1-8図は、その中でも主だった個別品目を取り出したものである。これをみると、機械類については、電気機械の最終財を除けば、日本は一貫して比較優位を保ち続けており、貿易収支における機械類の貿易収支黒字につながっていると言える。 例えば、輸送機械においては、中間財(自動車部品)・最終財(完成車)共に、ドイツと同様に比較優位の状態にある。一般機械についても同様であり、最終財については、半導体等 7 このほか、グローバルバリューチェーンの拡大や現地生産の増加による輸出の抑制なども、我が国からの財輸出が世界全体に占めるシェアの低下に影響している可能性がある(内閣府(2019))。 8 同様の指標として、顕示比較優位(RCA:Revealed Comparative Advantage)指数があり、RCA指数は、以下の式によって定義される。 RCA指数=(国jにおける品目iの輸出/国jにおける総輸出)/(全世界における品目iの輸出/全世界における総輸出) RSCA指数は、以下の式に基づいて、RCA指数を単調変換したものである。 RSCA指数=(RCA指数-1)/(RCA指数+1) RCA指数は、全世界の総輸出に占める当該品目輸出のシェアが小さい場合、当該品目の比較優位を過大に評価してしまう場合があるが、RSCA指数は取り得る値が-1から1の間に基準化されているため、比較優位が過大評価されることを回避できるというメリットがある(桑森・内田・玉村(2014))。 300