ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.2025年の上海→ロサンゼルス間国際コンテナ運賃(2025年7月頃)は6000ドル/40フィートコンテナ。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
貨物運賃をみると、2025年4月は、為替レートの円高方向への動きがみられたこともあり、契約通貨建てでも、外航貨物、国際航空貨物共に下落しており、我が国への各種追加関税の発動が、スポット契約市況の下押しに一定程度影響した可能性がある(第1-2-5図(2))。関税措置によるこうした国際貨物運賃への影響についても、引き続き注視が必要と言える。 第1-2-5図 国際的な輸送コストの動向 米中の関税措置の動向により国際コンテナ運賃が変動。日本に関わる国際運賃は円高方向への動きもあって下落傾向 (1) 上海発の国際コンテナ運賃の推移 (ドル/40フィートコンテナ) 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 (月) 2024 25 (年) 5/12 米中関税 引下げ合意 2/4 米中関税 引上げ開始 上海→ロサンゼルス 上海→ニューヨーク (2) 企業向けサービス価格指数における輸送物価 (2024年1月=100) 130 120 110 100 90 80 70 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 (月) 2024 25 (年) 外航貨物輸送 (契約通貨ベース) 外航貨物輸送 (円ベース) 国際航空貨物輸送 (契約通貨ベース) 国際航空貨物輸送 (円ベース) (備考) Drewry “World Container Index”、日本銀行「企業向けサービス価格指数」により作成。 (消費者物価は、2024年秋頃からの幅広い食料品価格の高騰により、高い伸びが続く) こうした川上の物価の動きを受けた川下の物価である消費者物価指数(以下「CPI」という。)について、まず、総合指数の前年同月比をみると、2023年11月以降、約1年にわたり、おおむね2%台が継続したが、2024年秋頃以降、消費者物価の約22%を占める食料品の価格上昇幅が徐々に拡大したことを主因に、2025年1月には、前年同月比4.0%と2023年1月以来の4%台にまで高まった。こうした食料品価格の上昇幅拡大の背景には多様な要因がある。具体的には、①2024年夏の高温等の天候不順がキャベツ等の野菜の生育不良を引き起こし、2025年初にかけて生鮮野菜価格が急騰したこと、②2024年夏以降に価格が上昇し始めた米類10について、価格上昇幅が急速に拡大し、2025年5月には前年同月比+101.7%(2倍超)まで高まったこと、③米の価格上昇を受け、2025年初からおにぎりやパックご飯、すし弁当といった調理食品価格の上昇幅が拡大していること、④既往の円安進行等11により輸入原 10 米類が消費者物価の総合指数に占めるウェイトは0.6%。 11 輸入物価の項で述べたように、世界的な異常気象の影響により、カカオ豆やコーヒー豆、オレンジ等の価格が高騰し、契約通貨ベースでの食料品輸入物価が緩やかに上昇したことも影響。 71