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A.2024年のスポットワークの延べ労働時間(2024年1期)は2500万時間。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
(総労働時間でみるとスポットワークは、パート全体の1%以上を占める) 最後に、スポットワークにおけるマンアワーベース(就業者数×労働時間)の労働投入量を確認し、労働供給全体に占めるインパクトを推し量ることとする。スポットワークのマンアワーは、この5年間で100倍以上と大きく増加している(第2-3-25図)。四半期単位のマンアワーとしては、タイミー社のみで2,400万時間を超えており、日本全体のパートタイム労働者のマンアワーの0.6%となる。ここで、プラットホーム事業者大手5社におけるタイミー社の労働者シェアは、幅はあるが2割~5割程度と類推されることから48、スポットワーク労働者のマンアワーがパートタイム労働者全体のマンアワーに占める割合は、1%~3%程度と無視できない規模であると考えられる。 第2-3-25図 スポットワークが労働市場で占める割合 マンアワーベースでは、パートタイム労働の1%以上はスポットワークが占めと推計 (1)スポットワークの延べ労働時間 (万時間) 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 I III I III I III I III I III I III I (期) 2019 20 21 22 23 24 25(年) (2)マクロの総労働供給に占める割合の推計 (%) 2.0 1.6 1.2 0.8 0.4 0.0 I III I III I III I III I III I III I (期) 2019 20 21 22 23 24 25(年) パートタイム市場全体に対する割合 労働市場全体に対する割合 (備考)1. 総務省「労働力調査」、株式会社タイミーより提供を受けたデータにより作成。第I期から第IV期の各四半期は、タイミー社のデータに合わせて、前年11-1月、2-4月、5-7月、8-10月としている。 2. (2)は、総務省「労働力調査」より就業者数と平均月間就業時間を掛け合わせて労働市場全体の労働時間(全体、パートタイム)を計算。スポットワーク労働者の労働時間は、タイミー社提供データにおける総労働時間を、スポットワークアプリの延べ登録者(一般社団法人スポットワーク協会提供資料)に占めるタイミー社の割合(登録者数ベース)を用いて割戻し。 以上のように、労働市場においてもDXが進む中、スポットワークアプリを通じた短時間労働の雇用のマッチングは、利便性の高さや労使双方のメリットもあり、労働市場において急速に成長している。上述のように、こうしたデジタル・ツールを通じた新たなサービスの広がりは、労働市場におけるミスマッチの緩和にも一定の貢献をすることが期待される。他方、仕事内容が求人情報と違った、業務に関して十分な指示や教育がなかった、 48 タイミー社の登録者とスポットワーク協会が公表する延べ登録者のデータから推計すると、タイミー社のシェアは30~50%となるが、複数アプリに登録している人が多いことに留意が必要であることから、スポットワーク協会が「大手5社」と表現していることやタイミー社が「最大手」と表現されること等も踏まえ、20%をシェアの下限として想定している。 289