自然再生(ネイチャーポジティブ)は、生物多様性の損失を止め、反転させるための社会・経済変革を目指す。
タグ: 自然再生, ネイチャーポジティブ, 生物多様性, 30by30目標, 地域における取組, 特定外来生物対策
自然再生(ネイチャーポジティブ) 「自然再生:ネイチャーポジティブ」とは、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことで、自 然保護だけを行うものではなく、社会・経済全体を生物多様性の保全等に貢献するよう変革させていく考え方。その実現に向け た取組として、30by30目標の達成に向けた取組や、特定外来生物対策などの地域における取組を推進。 「30by30目標」 (2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系 として効果的に保全しようとする目標) 保護地域における取組 日高山脈襟裳十勝国立公園を35カ所目の国立公園として新たに指定。 阿蘇周辺の草原を中心に、阿蘇くじゅう国立公園を大規模に拡張。 七ツ岳ール棚岳 (日高山脈襟裳十勝国立公園) 日光国立公園指定90周年記念フォーラム に参加する五十嵐清環境大臣他政務官 エコツーリズム大賞表彰式に参加する小林明史環境副大臣 ネイチャーポジティブの概念図 2000 2010 2020 2030 2040 2050 ネイチャーポジティブ 生物多様性の損失を止め、 反転させる 消費と廃棄物の 削減 持続可能な生産 汚染、 侵略的外来種、 乱獲 気候変動対策 生態系の 保全と回復 BAU (今までどおり) MDG SDG 愛知目標 バリ協定 生物多様性保全目標 昆明・モントリオールグローバル生物多様性枠組第5版 (GB05) を基に作成 OECDにおける取組 民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共 生サイト」として認定する仕組みを2023年度より開始し、328か所を認定。 「地域生物多様性増進法」が成立し、2025年4月に施行。 企業等による優れた活動を国が認定することを、その価値や信頼性を客観的に担保し、社会・経済の両面で適切な評価がなされることが期待 される。 花王 川崎工場 軽井沢高原ゴルフ倶楽部 (大成建設) 【地域における取組】 (奄美大島における特定外来生物フィリマンダーズの根絶) 奄美大島での、昭和54年にハブ 対策としてフィリマンダーズが持ち 込まれ、平成12年には、推定1 万頭以上まで増加。在来種の大 幅な減少が見られ、農業被害も 発生していたが、平成30年5月 以降の捕獲はなく、令和6年9 月3日に根絶を宣言。 奄美大島内の哺乳類の撮影回数の推移 350.00 アマミトゲネズミ 300.00 ケナガネズミ 250.00 アマミノクロウサギ 200.00 150.00 100.00 50.00 撮影回数 0.00 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 西暦 マングース根絶なし 6