地域資源を活用し、環境・経済・社会の統合的向上を目指す地域循環共生圏の取組。
タグ: 持続可能な社会, 地域循環共生圏, SDGs, 地方創生, アップサイクル, 環境保全, 経済循環
第3章 持続可能な地域と暮らしの実現 地域循環共生圏の更なる進展 持続可能な社会をつくるためには、環境・社会・経済の統合的向上が重要。自然再興、炭素中立、循環経済 の同時達成に向けた取組で、地域やそこに住んでいる人々の暮らしを環境をきっかけとして豊かさやウェルビーイ ングにつなげていくことが重要。「新たな成長」の実践・実装の場として、地域循環共生圏を更に発展させていく。 地域循環共生圏は、地域資源を活用し、環境・経済・社会の統合的向上を実現するビジネスや事業(ローカルSDGs事業)を 生み出し続けることで地域課題を解決し続け、自立した地域をつくるとともに、地域の個性 を活かして地域同士で支え合うネッ トワークを形成する「自立・分散型社会」を示す考え方。 2019年度より「環境で地域を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」にて、地域循環共生圏づくりに取り組む地 域を支援。加えて、WEBサイトやフォーラムによる情報発信、セミナーの開催による地域循環共生圏の考え方を普及する。 環境整備や事業化支援等を実施。加えて、ポータルサイトの運用にて「しる」「まなぶ」「つくる」「つながる」機会等を提供していく。 ESG地域金融の推進や、環境教育の推進と人材の育成・確保も肝要。 文化を継承し、新たな文化を創り出す~「銘仙」 着物のアップサイクル~(Ay) 群馬県前橋市にあるAyは、群馬県の名産品 である「伊勢崎銘仙」の着物をアップサイクルし、 洋服や小物等の製品の企画、生産、販売を 行っている。 製造工程を全て群馬県の工場で行い、銘仙 以外の生地も天然素材やサステナブルな素材 を使用するなど、環境負荷への配慮だけでなく、 製糸・織物業が基幹産業であった群馬県の 歴史と産業の発信にもつながっている。 伊勢崎銘仙 アップサイクル製品の写真 地域循環共生圏の概念 地域循環共生圏=自立・分散型の持続可能な社会 地域循環共生圏=自立・分散型の持続可能な社会 地域経済の主体性・オーナーシップ 地域内外との協働・パートナーシップ 環境・社会・経済課題の同時解決 地域循環の持続的活用による ローカルSDGs事業の創出 事業を生み出し続ける 地域プラットフォーム 自立した地域 自ら課題を解決し続け、 地域づくりを持続できる地域 分散型ネットワーク 人・モノ・資金の循環 ・食料、水、木材、再生可能エネルギー (自然資源、生態系サービス) ・関係・交流人口、技術の提供・支援 ・地域産品の消費、エコツーリズムへの参加 ・クラウドファンディング、企業版ふるさと納税など 自立した地域 自立した地域 社会・経済を支える森・里・川・海=豊かな自然環境 資料:環境省 製炭による、捨てない経済循環と働きや すいシステムづくり (地域価値協創シス テム) 北海道オホーツク地域で活動する 地域価値協創システムは、地元の 廃棄農作物や間伐材を活用した 製炭事業に取り組んでいる。 作業には障がい者を雇用し、バイオ 炭は農地にすき込んで土壌改良と 炭素固定を図るなど、農福連携と 環境保全を両立している。 社会福祉と環境保全が融合した新 たな地方創生ビジネスモデルで活動 人口を増やすと共に、地域経済の 活性化を目指している。 資料:Ay 資料:Ay 17