新型コロナと生物多様性の損失は関連し、ポスト2020枠組での社会変革が必要。
タグ: 生物多様性, パンデミック, 新興感染症, 土地利用, 気候変動, 社会変革, ポスト2020枠組
第1章 経済社会のリデザイン(再設計)と3つの移行パンデミックと生物多様性の保全新型コロナウイルスを始めとする新興感染症は、土地利用の変化等に伴う生物多様性の損失や、気候変動等の地球環境の変化にも深く関係していると言われ、人間活動と自然との共生の在り方について再考が必要。生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)は、2020年10月に公表した「生物多様性とパンデミックに関するワークショップ報告書」にて、1960年以降に報告される新興感染症の30%以上は、森林減少、都市化等の土地利用の変化などが発生要因になっていると指摘。「ポスト2020生物多様性枠組」では、経済・社会・政治の全ての分野にわたる社会変革に関する取組を充実・強化する観点で議論。「地球規模生物多様性概況第5版(GBO5)」では、生物多様性に関する2020年までの世界目標である「愛知目標」の達成は困難な状況と評価。自然との共生を実現するために移行が必要な8つの分野を特定、個別ではなく連携した対応を行うことが必要と強調。「ポスト2020生物多様性枠組」採択予定の生物多様性条約COP15は延期、2021年に中国昆明で開催予定。太陽光エネルギー熱エネルギー人間が増えたことで…CO2H2O一次消費者↑(栄養塩)生産者↑(栄養塩)分解者↓(有機物・超微細生物)CO2H2O無機物CO2 SO2 NO2地球温暖化熱エネルギー高次消費者二次消費者一次消費者↑(栄養塩)生産者↑(栄養塩)分解者↓(有機物・超微細生物)CO2農業/化学肥料廃棄物H2O無機物化石燃料O2(資料:国立環境研究所「ここが知りたい温暖化」より環境省作成)土地と森林農業都市とインフラ淡水気候行動ワン・ヘルス食料システム漁業と海洋(資料:地球規模生物多様性概況第5版(GBO5)3