循環経済の実現に向けた国内法制度の整備、再生プラスチック市場の育成、およびアジア諸国との連携強化について概説。
タグ: 循環経済, サーキュラーエコノミー, 脱炭素, 再生プラスチック, 廃棄物処理, 資源循環, 国際連携
循環経済(サーキュラーエコノミー)② 循環経済の実現に向けた制度整備 資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律 (2025年11月施行) ■ 脱炭素化と再生資源の質と量の確保等の資源循環の取組を一体的に促進するため、再資源化事業等の高度化に係る認定制度の創設等の措置を講ずることで高度な再資源化事業に取り組む事業者を後押しする。 太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案 (2026年4月第221回国会提出) ■ 太陽光パネルの大量廃棄に備え、多量の事業用太陽電池の廃棄をしようとする者に国が定める判断基準に基づくリサイクルの実施に向けた取組を義務付けるとともに、費用効率的なリサイクル事業の計画を国が認定する制度を創設し、都道府県ごとの廃棄物処理法の許可を不要とする等の措置を講ずる。 太陽光パネルのリサイクルフロー パネル アルミフレーム ガラス セル/EVA アルミサイクル ガラスリサイクル 金属リサイクル 資料:環境省 廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案 (2026年4月第221回国会提出) ■ 環境対策が不十分なスクラップヤードへの対応のため、スクラップヤード事業についての許可制を導入する。 スクラップヤードの例。自治体へのアンケートにより全国で4000件超の事業場を確認。 資料:環境省 再生プラスチック利用促進に関する取組 自動車向け再生プラスチック市場構築のための産官学コンソーシアム (2024年11月立ち上げ) ■ 我が国における自動車向け再生プラスチック市場の構築に向けて、再生プラスチック集約拠点の必要性を議論するとともに、2026年3月末に「産業競争力のある再生プラスチック市場構築に向けたロードマップ」を取りまとめた。 プラスチック資源・金属資源等のバリューチェーン脱炭素化のための高度化設備導入促進事業 (2025年度事業) ■ 化石由来プラスチックを代替する再生可能資源への転換・社会実装化及び複合素材プラスチック等のリサイクル困難素材のリサイクル技術・設備導入を支援するため、本事業では、実証事業及び日本国内の廃プラスチックのリサイクル体制の整備を後押ししている。 (コラム) アジアで広がる循環経済・社会のネットワーク アジア循環型都市宣言制度 (Asian Circular Cities Declaration, ACCD) 設立の様子 ASCC Asian Circular Cities Declaration 我が国の消費と生産は、バリューチェーンを通じASEANを含むアジア諸国と不可分に結びついている。そのため環境負荷削減には地域全体の政策対応が重要である。政策フォーラム等の相互学習により共通認識が形成され、各国の施策を支える。今後は産官学連携による資源循環の社会実装が重要である。 資料:イクレイ(ICLEI) 4
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