我が国の自律性と国際競争力を確保するため、フィジカルAIや次世代通信、素材・デバイス等の重点技術領域を選定し、その目的と必要性を定義した。
タグ: 重点技術領域, 自律性, 不可欠性, 国際競争力, 重要インフラ, AI, ワイヤレス通信
3 重点技術領域の目的・必要性 41 自律性・不可欠性の確保、ビジネス上の戦略、技術トレンド等の観点を踏まえ、我が国として残すべき/伸長させるべき重点技術領域を選定。 1-1 フィジカルAI・IoTシステム フィジカル空間とネットワーク空間とのワイヤレス通信技術は必要不可欠であり、様々なフィジカル空間の情報や制御情報を自らコントロールする観点から、自律性の確保が必要。また、今後の成長、大きな市場が見込まれる領域であり、他分野・他産業との更なる連携を図り不可欠性の獲得が必要。 1-2 重要インフラ・ナショナルセキュリティシステム 我が国の安全・安心や重要インフラを支える基盤であり、供給途絶や継続困難により、安全・安心を直接脅かす事態になりかねない。重要インフラやナショナルセキュリティの維持・確保の観点から、自律性の確保が必要。 1-3 次世代通信システム(B5G) 我が国の基盤的な通信インフラを支える観点から、一定の自律性を確保すべき、仮想化やオープン化が進展する中、先行する我が国はグローバルに国際競争力(不可欠性の獲得)を高めることができる余地があるとの指摘。 システム技術領域 2-1 AI・フロンティア領域 自律性の観点から、国内ベンダーによるAI機器の開発・設計、供給体制の確保が求められる。グローバルにも、我が国が率先し優れたAIを活用したワイヤレス機器を開発することによりグローバル市場をリードすることが可能となり、我が国の国際競争力(不可欠性の確保)の獲得が期待。 2-2 素材・部品・デバイス領域 アナログ技術は一度失われると取り戻すことが難しく、維持し続けることが必要。外国への依存度が高まり、ハード、コスト面で競争力を失っていることから、主要な無線デバイスについて、自律性の確保の観点から、技術を維持・獲得が必要。 2-3 エンジニアリング・デザイン領域 システムの利用環境・ユーザや、要求条件、市場等を俯瞰し最適システムを提案し、実現可能な技術選択、素材・部品・デバイスの特性・性能を総合的に考慮した開発・実装ができるエンジニアリング・デザインより重要。このような技術や人材は、全体の競争力強化するとともに、適時適切なワイヤレスシステムを自律的に構築可能な体制を維持可能としていくことにも貢献。 コア技術領域(共通技術領域)