ワイヤレス分野におけるアナログ技術の維持と人材育成の重要性、および日本企業が強みを持つ電子部品市場の現状を分析している。
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2 我が国のワイヤレス分野を取り巻く現状と課題 36 1 共通・基盤的なワイヤレス技術、ワイヤレス人材等の現状と課題 主な検討事項 ヒアリングを通じて指摘された事項 1. 共通・基盤的なワイヤレス技術 ワイヤレス分野は、電波を出すところは必ずアナログな技術が使われる。アナログ技術はデジタル技術と比べて模倣困難性が高く、一度その技術が失われると取り戻すことが難しいことから、アナログ技術を維持し続けることが必要。 また、RFの部品領域は世界の中でも日本のプレゼンスが高く、RFモジュール、フィルタ、アンテナ技術等の部材、素材の領域についても検討が必要。 2. ワイヤレス人材に関する事項 大学等と連携したワイヤレス人材の育成が必要。また、ワイヤレス人材はワイヤレス技術を開発する側でも利用する側でも求められることから、他分野・他産業とも連携し、ワイヤレス人材の必要性を周知し、更なる魅力向上を図るべき。 【我が国の強み】 部品・デバイスにおける市場動向 ● 日本企業は、携帯基地局やスマートフォンなどに組み込まれている電子部品市場(売上高)では、2023年時点で世界の33%のシェア。 世界の電子部品市場(売上高)のシェア 日本企業 33% 海外企業 67% 2023年 29.6兆円 (出典)令和7年度情報通信白書 電子部品の製品写真 (第三者権利のため非表示) (写真出典)重点技術作業班第4回資料4-4(株式会社村田製作所提出資料)