NICTの研究成果活用や地域発ICTスタートアップの育成に向け、支援制度の見直しやアクセラレータ・プログラムの改善を提言する。
タグ: スタートアップ支援, NICT, ICT, イノベーション, 産学官金連携, 起業家育成
6. スタートアップ支援の推進 24 6.1 NICTの研究開発成果を活用するスタートアップの支援 〇 「成果活用型出資制度」について、関連する他の取組との連携も含め、効果的なリスクマネーの供給となるよう検討すべき。 〇 NICTの研究者が起業する「NICT発ベンチャー」について、NICTにおける研究開発成果の社会実装の担い手を増やす観点から、例えば、研究者がNICTに籍を残したまま起業しやすくしたり、経営人材とのマッチングを図ったりするなど、研究者が利用しやすいスタートアップ支援制度となるよう見直しを行うべき。なお、見直しに当たっては、NICT発ベンチャーの実態を調査・分析し、裏付けを持って取り組むことが重要。 6.2 地域発ICTスタートアップの支援 〇 有望な起業家・起業家の卵の発掘(発掘フェーズ)から、ビジネスプランのブラッシュアップ(育成フェーズ)、「起業家甲子園」・「起業家万博」におけるビジネスプランの披露(事業化支援・拡大フェーズ)までを一気通貫で支援する「全国アクセラレータ・プログラム」について、プログラムを運用する中で明らかになった課題を踏まえ、取組の改善を図るべき。 〇 具体的には、①研究者、特にグローバルで勝負できるディープテック領域の研究者とその起業を支える起業家人材・サポート人材とのブリッジの強化、②プログラム卒業生によるコミュニティの形成と支援案件のフォローアップ、③地域課題・社会課題の解決を目指すソーシャルインパクト型ビジネスへの支援の強化、④地域中核企業・地域金融機関をはじめとする産学官金を巻き込んだ地域ICTイノベーション・エコシステムの構築が考えられる。