Beyond 5Gの国際競争力強化に向け、研究開発、社会実装、知財・標準化、海外展開の戦略を統合的に推進する方針。
タグ: Beyond 5G, 情報通信技術, 研究開発戦略, 社会実装, カーボンニュートラル, 国際競争力
「Beyond 5Gに向けた情報通信技術戦略」中間答申 (令和4年6月30日) 第1章 Beyond 5Gを取り巻く状況 ①熾烈な国際競争 ●5Gの国際的な通信インフラ市場で日本ベンダは後塵 ●諸外国は6Gでの主導権を狙って研究開発投資を積極拡大 企業のロゴマーク群 (第三者権利のため非表示) ②情報通信の消費電力 ●コロナ禍により通信ネットワークのトラヒックと消費電力が増大 ●このままではカーボンニュートラル(国際公約)の達成が困難 <ICT関連消費電力の予測> (グラフ: 2016年 41, 2030年 1,480, 2050年 176,200) 4000倍以上 2016年の日本の年間電力消費量の180倍 ③国家戦略としてのデジタル化 ●誰もが活躍でき、誰一人取り残さないデジタル化を目指す (岸田内閣の国家戦略) 研究開発戦略 ●世界市場のゲームチェンジを目指した「ネットワークの姿」を明確化 (図解: サービス、ネットワークプラットフォーム、ネットワークインフラ、デバイス・装置・端末) ●強みのある技術を絞り込み(重点分野)集中投資による開発の加速化が必要 ①オール光ネットワーク技術 通信インフラの超高速化と省電力化を実現 (光ネットワーク技術、光処理、電気の処理、光電融合技術) ②非地上系ネットワーク技術 陸海空をシームレスにつなぐ通信カバレッジ拡張を実現 非地上系ネットワークのCG図 (第三者権利のため非表示) ③セキュアな仮想化・統合ネットワーク技術 利用者の安全かつ高信頼な通信環境を実現 ⇒ 予算の多年度化を可能とする枠組みの創設が望ましい 社会実装戦略 ●2030年を待たず、2025年以降順次、国内ネットワークへの実装・市場投入 <Beyond 5Gへの移行シナリオ> ・2024年度~ 公的機関など先進ユーザ・エリアでの技術検証 ・2025年度~ 大阪・関西万博でグローバル発信 ・2026年度~ エリア拡大、全国・グローバルへの展開 知財・標準化戦略 ●有志国と連携して国際標準化を主導しつつ、コア技術は権利化・秘匿化して囲い込む 海外展開戦略 ●主要なグローバルベンダと連携しつつ、海外通信キャリアへの導入を促進 標準必須特許10%、国際市場30%を確保し世界市場をリード 通信ネットワーク全体の電力使用効率を2倍 (再生可能エネルギー利用拡大とあわせて) 2040年情報通信分野のカーボンニュートラル実現 陸海空含め国土100%をカバーするデジタル田園都市国家インフラを実現 2