人口減少地域におけるインフラ維持と物流最適化のため、既存施設を活用したモビリティ・ハブの整備方針と構成要素を提示。
タグ: モビリティ・ハブ, インフラ維持, 物流最適化, 自動運転, 地域連携
⑥乗換・積替等のための集約拠点の整備 デジタル技術を活用して人口減少地域におけるインフラ維持を可能としながら、物流最適化のためのルート選定等を行い各地域・事業者間の連携を図るためには、人的プロセスを可能な限り省力化・自動化しつつ、ヒト・モノの乗換・積替、モビリティの充電・駐車等に係るハブとして、モビリティ・ハブの整備が必要である。 概要、構成要素 基本的に施設の新規創設は行わず※1、既存施設への機能追加を行うことを基本とする。既存施設に加え、新たなモビリティの移動に関する機能を追加する。その際、人的プロセスを可能な限り省力化・自動化することを目指す。その際、個別の事業者のみの利用を前提としない、協調的な利用が可能となるような整備・運営方法等を検討する。 ベース ベースとなる既存施設 SA/PA 道の駅 物流センター 変電所 コミュニティセンター 郵便局 河川防災ステーション ... モビリティに関係する機能※2 自動運転バス 自動運転トラック ドローン 付加価値を生み出すサービス提供に必要な機能 機能 同じ場所での立地必須 モビリティ/利用者の安全確保 立ち入り禁止ゲート、区画 自動運転用マス 利用者待機スペース 荷下ろしスペース ドローン離着陸場 位置情報補正のための機能 災害時の拠点として活動するために必要な設備 モビリティや運行者のための情報提供・収集 ハブが提供する共有リソースの利用や予約をオンラインで完結するための機能 情報取得のための機能 情報取得を円滑化する通信環境(大容量、高速、低遅延) 物流拠点としてモノの積み替え等に必要な機能 周辺で同じ場所での整備 モビリティをメンテナンスする機能 自動運転車両の出発前の点検・動作確認 機体メンテナンス機能 非公共交通機関(シェアサイクル等)との接続 エネルギーを補給する機能 エネルギーの充填施設(電気、水素等) 規格に沿ったバッテリー交換・充電機能 ... モビリティ・ハブを運用するための必須機能 整備方針 モビリティ・ハブとしての機能の活用が想定される事業者側からのニーズや、ベースとなる既存施設の施設管理者の意向等を踏まえながら、2024年度中のアーリーハーベストプロジェクトの実装において、整備方法や機能等の詳細な検討を進める。 現時点では、主な利用者であるモビリティ運行者が、モビリティを運行するにあたり必要な機能の整備を進める。その際、既存施設をモビリティ・ハブとして整備するにあたっては、 まず、利用者側が施設管理者に対して、当該施設の追加投資の有無を含めて、改修が必要な範囲を確認する。 その他に整備すべきものがあれば、利用者側が施設管理者と調整の上、整備する。 施設のメンテナンスの分担は、新設・既設側に関わらず、利用者側と施設管理者側で調整する。 当該施設における整備の可能性等を判断するにあたり、施設管理者のみで判断することが難しい部分については、関係行政機関等が連携して円滑な判断が行われることが望ましい。 ※1 次に該当する場合は、新設も検討する。①民間事業者等による高速道路への直結等、既存インフラ等との接続が必要な物流拠点等 ②既存施設と比較して新規に追加するサービスが多く、キャパシティの確保が難しい場合 ※2 上記の機能を全て具備する必要はなく、ニーズに応じて必要な機能が選択され、実装されることが望ましい。 26