香川県三豊市において、地元企業が共同出資した「暮らしの交通」が、地域課題に応じた需要把握型の交通サービスを提供し、持続可能な移動手段を構築する取り組み。
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香川県三豊市 | 地元企業の共同出資による交通商社の設立 (1/2) 地域特性 人口:56,949人(2025年1月) 人口密度(約260人/㎢) 高齢率:36.6% 公共交通分類 鉄道(2路線) コミュニティバス(12路線) タクシー(5社) 乗合タクシー(1社) 汽船(1路線) 推進主体 主体:株式会社暮らしの交通 連携: 地域関連企業 スーパー 観光事業者 電力会社 建築会社 学校 交通事業者 など 取り組み概要 地域課題 コミュニティバスが運行されているものの、多くの住民は自家用車に依存。少子化を背景として、学校の統廃合や、学校を横断する形での地域部活への移行が進行し、家族の送迎がない子どもたちの移動が制限され、教育機会へのアクセスが課題として浮上した。また、高齢化に伴い免許返納した高齢者が増えたが、必要とされる公共交通が不足した。 課題①-2 三豊市の父母ヶ浜が「ウコニ塩湖」のような写真が撮れると、SNS等で話題に。年間約5十人程度だった観光客は2022年に年間51万人へと約100倍急増し、観光客の足が不足した。 課題①-3 「暮らしの交通」は、13社の地域経済活動を担う主だった異業種の企業(スーパー、建設会社、観光事業者など)が共同出資を行い、設立。主に学生、高齢者、観光客等を対象に、教育、介護、観光といったサービスに対する需要を把握、交通という移動手段の提供を通じ、地元企業等によるサービスの適切な提供を協働で実現した。 アプローチ③-1 2022年から2025年にかけて約3年間、AIオンデマンドサービスを導入し、エリア定額乗り放題の移動サービスを提供。三豊市内でタクシー事業者の協力を得られサービスの展開ができた地域がある一方で、民間企業としてフルオンデマンド交通を展開する限界にも直面した。こうした経験に基づき、2025年からは、需要把握に基づいたピンデマンド交通(シャトル便)へ切り替え、交通サービスを提供中である。 アプローチ①-5 今後の方針 まちの新たな交通手段 目的を地つなぐシャトル便 一回200円で乗車可能 既存交通の隙を補い、利便性を向上 ターゲットを絞った交通手段 座組 従来の仕組 行政 補助金 交通事業者 運賃 運行 利用者 新たな仕組 「暮らしの交通」および地域交通事業者 運賃 需要把握 利用者とサービスをつなぐ最適な移動を提供 課題把握/サービスの提案 利用者(学生・シニア・観光客・外国人など) 教育、介護、観光などの需要とサービスの提供 地元企業(学校・スーパー・観光事業者・中小企業など) 出資 出典:株式会社暮らしの交通