自動運転の進展に伴い、通信インフラの役割や業界連携が加速する中、総務省研究会における論点整理のポイントをまとめた資料。
タグ: 自動運転, 通信インフラ, 5G, ITS, AI, 産学官連携, 総務省
⑫V2X通信規格の検討・策定/⑬V2N通信環境の検討 総務省研究会における論点整理のポイント(1.新たに考慮すべき環境変化・視点等) 総務省 ①自動運転の急進な進展 ●AI技術の急速な進化により、自動運転技術が「End to Endモデル」と呼ばれる人間に近い運転行動を実現するシステムに高性能化 ●バス・タクシー・トラックで、一定条件下の無人自動運転の早期実現を狙った取組により、自動運転の推進主体や技術・運用手法が多様化し、地域や社会課題に応じた協業・連携が加速 ●乗用車についても、AI技術の進展を踏まえた自動運転実現の新たなアプローチを検討 ●人手不足が深刻化する農業・林業での課題解決手段としても期待 ●政府による「先行的事業化地域」の選定及び集中的支援等の動きも相まって社会実装に向けた取組や検討が進展 ②通信インフラに求められる役割 <法令対応> ●無人自動運転における車両・道路交通状況を映像・音声で確認できる遠隔監視装置の設置義務(道路交通法)により、安定的な通信環境が必要 <自動運転の安全・円滑な運行等への対応> ●自動運転サービスの事業運営上、運行管理、OTA(ソフトウェア管理・更新)、走行データアップロード等に通信環境が必要 ●事故多発地点、複雑な交通環境、バス内乗客・トラック積載物等を考慮した自動運転の安全・円滑な運行、走行ルートにおける他の交通参加者の安全確保のため、車両単体で対応困難な条件に対する通信インフラによる支援が必要 ③通信インフラの進化とAI社会への対応 ●5G等の携帯通信は、面的なエリアカバーや常時接続性等を活かし、各種ソリューション、コネクティッドカー、SDV等に有効活用 ⇒その整備拡大や高度化(NWスライシング、MEC、NTN等の新技術)により自動運転の様々なユースケースへの対応が期待 ●ITS専用通信は、機器の量産化・コモディティ化やカメラ・センサー・AI等と組み合わせたデジタルツイン等を活かした実証が進む ⇒無線局免許の範囲拡大による多様な主体での有効活用促進や新たな周波数帯確保 ●通信インフラは、様々な分野・場面で利用されるAIを相互につなぎ、データセンターや計算資源とも連携させる基盤としての役割が増大 ⇒オール光ネットワーク(APN)を軸とした通信・AI基盤が我が国産業を牽引し、自動運転社会を支える中核インフラとして貢献 ④通信と自動運転に係る業界動向の変化 ●NTTとトヨタの協業、NTTによる会社設立、KDDIやソフトバンクによる自動運転関連事業会社との連携深化など、通信業界と自動車業界による連携・共創が加速 ●通信関係各社による自動運転向け通信ソリューションの実用化・商展開、モビリティと通信が関連した多様な企業間連携等の取組が活発化 TOYOTA NTT NTTモビリティ NTTグループ各社等を起点とし、全国各地での自動運転サービスの導入・運用を包括的に支援するワンストップサービスを提供 自動運転車両提供 走行エリアの導入・運用支援 遠隔監視システム提供 + 通信等の関連サービス提供 自動運転メーカ・自動運転システムベンダ 他 NTTグループ各社 等 18