愛知県における自動運転レベル4導入による労働時間規制への対応と、人員配置の効率化効果に関する試算。
タグ: 自動運転, 社会実装, 労働時間規制, 改善基準告示, 名鉄バス, 人員配置, 生産性向上
③-6 愛知県 【自動運転サービスの社会実装に向けた計画】 自動運転サービスの社会実装※に向けた計画をどのように考えているか。また、その適切性やスケジュールをどのように考えているのか。 ※「令和7年度自動運転社会実装先行的事業化地域事業」において、社会実装とは、実証段階を超えて地域において恒常的に提供され、利用者に より日常的に活用される状態を指す。 ■労働時間規制(改善基準告示)上の自動運転レベル4のメリット ・自動運転導入による人員配置効果の試算 運行距離が比較的短く1日で複数便を運行する路線、かつ、複数台の車両/複数人の乗務員で運行している路線の 車両全体をレベル4化する場合の導入効果の定量的な試算を実施 ➢ 具体例として、名鉄バス(株)が運行する名古屋一中部国際空港を結ぶ高速バス路線の過去の運行 (全11行路(11台))にレベル4自動運転を導入し、高速道路区間を全て自動走行と仮定して効果を試算 連続運転時間規制に係る休憩時間の効率化によりダイヤを圧縮し、短縮できる時間数を集計し算出 試算結果 ✓ 各行路あたり平均約1時間のダイヤ圧縮(11行路で計約10時間) ✓ 乗務時間(運転時間)は約1/3に削減(11行路で計約40時間) 〜圧縮後の運行ダイヤをベースに各行路の配置を組み替え〜 ➢ 行路数を11行路 ⇒ 7行路に削減 ➢ 勤務時間ベースで97H ⇒ 74H(約24%削減) ✓ 運転時間の上限に縛られることなく、 増便や他路線への配置など運転リ ソースの柔軟な活用が可能 34