防衛省がスタートアップや国研・大学と連携し、技術の早期装備化やイノベーション創出を促進するための具体的な施策を提示している。
タグ: 防衛調達, スタートアップ支援, SBIR, アジャイル調達, 産学官連携, イノベーション
(1)防衛調達を含む官庁調達、新たな需要・市場創出 具体的な施策 ②防衛需要へのスタートアップの取込と国研・大学等との連携 ● SUに対する予見可能性の向上 ✓ 防衛省が中長期的に獲得を目指す技術分野のうち、特にSUに期待する分野を明示・公表し、研究開発や投資判断における予見可能性を高める ● 防衛省版SBIR制度の創設 ✓ 有望な新技術を有する複数のSUと同時に契約し、段階的に評価・選抜を行うことで、運用ニーズを満たす技術の早期装備化と事業化を実現 ● アジャイル型調達の仕組みの構築 ✓ SUが試作した装備品を自衛隊部隊が試験的に運用し、短期間でのフィードバックを反復することで、運用現場のニーズを反映した装備品を迅速に創出 ● 柔軟な契約に基づく研究試作の実施 ✓ 競争参加資格の障壁解消や、SUの資金繰り円滑化に加え、企業側の契約時の負担、コスト超過リスク、納期遅延リスク等の様々な契約上の課題も解決し、SUの参画を促進 ● SUとプライムとのマッチング ✓ 企画競争等においてSUとの連携を加点要素や必須条件とするなど、インセンティブを付与し、防衛産業のプライム企業とSUの協業を促進 ● SUへの伴走支援 ✓ 装備庁内にSU支援体制を整備し、防衛ニーズとのマッチング、契約手続き、セキュリティ対応等について一体的な伴走支援を実施 ● 民間資金供給に向けた呼び水的施策の実施 ✓ 諸外国に比し、我が国においては、VC等による資金供給が限定的。防衛省の支援を受けたSUについて、積極的な広報や、防衛省として「お墨付き」を与える更なる施策を行うことで、民間資金流入の促進を図る ● 新たな技術シーズを取り込むための積極的な防衛調達 ✓ 防衛分野で先行的に使ってみることで、確立しつつある技術の社会実装と市場拡大を加速 ● 国研・大学等との連携強化 ✓ 特に防衛上必要である分野の国研・大学等へのセキュアな防衛研究基盤整備、運用ニーズに基づく挑戦的な目標を示し幅広な基礎研究から技術実証まで行うプロジェクトの実施、新たな防衛イノベーションの芽の発掘・育成 8