経済安全保障の観点から、国内の資源循環を強化し、日本をハブとする国際的な資源循環ネットワークを構築する戦略を示す。
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経済安全保障の観点からも重要な資源循環 ● 我が国の製造業は、原材料の調達において、重要鉱物を始めとして海外への依存度が高い又は今後高くなる脅威にさらされている(地政学的リスク)。このため、一次資源(天然資源)だけではなく二次資源(再生資源)にも着目することが経済安全保障の確保に向けて重要であり、国内での循環資源の回収拡大や不適正な国外流出抑制等により、基幹産業に再生材を質・量・コストの面で安定的に供給するサプライチェーンの強靭化が必要。併せて、再生材需要の創出・拡大を起点とした市場形成の取組も重要。【自律性】 ● 日本の精錬技術は回収できる鉱物資源の種類、回収率や純度の点で優位性を持つ。また、我が国の各種リサイクル法等の知見や回収・解体のノウハウは、ASEAN等での資源回収の促進に寄与できる。こうした強みを活かし、資源循環産業への投資を推進し、日本をハブとする国際的な資源循環ネットワークの構築を目指す。【不可欠性】 資源循環に関する戦略的方向性 【自律性】 ✓ 再生資源供給サプライチェーンの強靭化により、再生材を質・量・コストの面で安定的に供給 ✓ 再生材需要の創出・拡大を起点とした市場形成 【不可欠性】 ✓ 日本の精錬技術等の優位性を活かし、同志国とも連携し、日本をハブとする国際的資源循環ネットワークを構築 日本 地政学的リスク 海外依存度 再生材需要創出 環境配慮設計 受容性の向上 製造業 再生材 日本の製造業への供給 再生資源供給サプライチェーンの強靭化 使用済製品・部品等 資源循環産業 不適正な国外流出抑制 不適正スクラップヤード 再資源化拠点等の構築 環境汚染への懸念 海外からの安定調達 海外へ 前処理等 再生材原料 米国・欧州+ASEAN 電子スクラップ・廃触媒等(銅・金・銀・レアメタル) 日本をハブとする国際資源循環ネットワークの構築 中古品輸出 (出所)「循環経済に関する関係閣僚会議(第3回)」資料(2026年3月) 126