三浦工業がボイラのデジタル化と情報管理の強化により、サービスの質向上と生産性向上を実現した事例を紹介。
タグ: 不正競争防止法, 営業秘密, デジタル化, 生産性向上, 三浦工業, 情報管理
9. 企業における秘密情報の管理の事例⑩ 三浦工業株式会社 (小型貫流ボイラ製造・販売・メンテナンス事業) 愛媛県松山市 生産性向上のためのデジタル化により、サービスの質の向上・情報管理の強化を実現 概要 小型貫流ボイラに搭載したセンサで、顧客のボイラの運転状況をリアルタイムでモニタリングを行うことで、単に製品の販売を行うだけでなく、故障の予兆を検知し工場の稼働を停止することなく修理を行ったり、複数台のボイラの最適な運転管理による燃料消費の削減の提案などの顧客のニーズに応える付加価値の高いサービスも併せて提供することで、小型ボイラの国内シェア6割以上を獲得。 また、自社のボイラの納入・稼働の台数が拡大しつつも、サービスの質を維持・向上させるため、顧客へのメンテナンスサービスや省エネの提案に必要な情報の最新版が客先からでも常に観られるように、客先からでも直接専門の技術社員と相談するために全社員の所属・連絡先の検索を可能とするように、情報・ノウハウの見える化・デジタル化を進めるとともに、タブレット等の情報端末を全サービススタッフに装備させた。こうした取組みにより、営業力の強化、一人あたりの生産性の大幅向上を実現している。 具体策 ○「接近の制御」に資する対策【C.①】 - 業種や役職に応じたアクセス権を設定。顧客情報は担当エリア内では共有しつつ、エリア外の情報についてはアクセス制限 - 情報へのアクセスは、ログをとり、その旨を社員へ周知 ○「持ち出し困難化」に資する対策【C.②】 - 会議資料は全て情報端末で閲覧、印刷不可。情報端末の紛失対策とし、一定時間が経過すると自動的にアクセスを遮断 ○「秘密情報の認識向上」に資する対策【C.④】 - 社員が発案・作成した法令ハンドブック「法令の“ほ”」を頒布 ○「社員のやる気向上」に資する対策【C.⑤】 - 年2回、全国のメンテナンススタッフを愛媛県の本社で研修。スキル向上により、生産性向上&給与UPを図っている 顧客のニーズに応え、現場の生産性の向上を図るために、情報のデジタル化を進めた結果、サービスの質の向上・情報管理の強化が実現され、業界シェア6割を獲得 法令ハンドブックと工場の写真 (第三者権利のため非表示) 最後までお読みいただきありがとうございました。 経済産業省HPでは、「逐条解説 不正競争防止法~平成30年改正版~」、「営業秘密管理指針」、「秘密情報の保護ハンドブック」、平成30年改正概要資料など、不正競争防止法に関するさまざまな資料を掲載しております。 不正競争防止法 知的財産政策室 検索 http://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/ 不正競争防止法の解釈等に関するご質問はこちらまで 経済産業省 経済産業政策局 知的財産政策室 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 TEL:03-3501-3752 E-mail: chitekizaisan@meti.go.jp - 298 -