寒冷地用接着剤の開発において、AIを使用せず、人の手によるシミュレーションと膨大な実験のみで発明に至るプロセスを示した事例。
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② 発明創作過程におけるAIの関与程度について 仮想事例 -寒冷地用接着剤- ((1)人のみによる発明) 発明 課題 事例の背景 寒冷地用接着剤 低温環境下において接着力、耐久性、硬化速度に優れた接着剤を提供すること。 寒冷地での製品組立作業の負担が大きい問題があった。 組立て作業のうち、特に、部品の接合工程に時間を要していた。 従来の接着剤では十分な接着力等が得られず、接合工程に利用できなかった。 願望・ニーズの把握 作業者 設置作業がもっと楽になったらいいなあ。 課題の着想 着想者 接合工程の負担が特に大きい。 低温環境下でも接着力等に優れた接着剤があれば、簡易迅速に接合でき、作業負担が減るはず。 解決手段の発案・設計 設計者 伝統的なシミュレーション(※)による検討の結果、低温硬化樹脂に特定の化合物群を配合することで、寒冷地でも有効な接着剤が作れそう。(※)数理モデルシミュレーションは、本議論のAI技術(機械学習等)とは異なるものと整理。 候補選別・試作 実験者 化合物群の膨大な候補から実験により最適な組合せ、配合比等を探索。 性能評価 評価者 試料の初期評価、実環境での試験等により、性能基準を満たしているか評価。 発明完成 AIを用いずに全ての工程を人が実施し、人手による膨大な実験を経て発明が完成。 12