世界最速・最高品質の特許審査を維持・向上させ、イノベーション創出を支援するための4つの施策と体制整備について解説している。
タグ: 特許審査, イノベーション, 知財政策, 国際展開, AI活用, 審査体制
審査・審判 特許審査に関する取組 知財政策に関する基本方針 2014FY 世界最速 最高品質 国際展開 2024FY 世界最速・最高品質の特許審査を基礎としたイノベーションの創出支援 施策1 FA10,STP14に向けた迅速性の確保 FA10、STP14という世界最速の特許審査を確保し、真っ先に審査結果を海外庁に発信 施策2 質の向上 ・先行技術調査(特に外国語文献や非特許文献)の充実による品質向上 ・協議等を活用した均質性の高い審査 施策3 国際展開 日本の審査実務や運用を新興国等に浸透させることで、日本企業の国際展開を支援 施策1 特許審査のレジリエンス向上による迅速性(STP14)の維持 AIなどの新たな技術の急速な発展、技術の複合化・融合化及び技術分野毎の接受件数の変動、審査官数や登録調査機関の受注能力の制約に起因する審査処理能力の変動等に対応しつつ、我が国が誇る世界最速の特許審査を維持する。 施策2 質のさらなる向上 生産性の高い先行技術調査や均質性の高い審査をベースに、言語の多様化、技術の複合化・融合化に対応しながら、出願人とも共創しつつ、世界に通用する「強く・広く・役に立つ権利」を創出する。 施策3 環境変化に対応したイノベーションの創出支援 外部環境変化に適切に対応しつつ更なるイノベーションの創出に貢献するため、スタートアップ等に対するイノベーション促進策や、特許出願非公開制度の着実な実施など、ユーザー等の関係者を共創パートナーとしながら、特許審査部門の新たな機能を発揮する。 施策4 知財外交の推進 我が国発イノベーションの海外における保護・活用や、GX技術等を活用した環境問題の解決に関する国際協力に向けて、これまでに醸成した外国特許庁の審査官(補)との信頼関係をさらに強化・拡充するとともに、我が国特許庁の特性を活かした協力を推進する。 ・AIの活用による質と生産性の向上 ・出願構造の変化等に対応するための組織の柔軟性向上 ・必要なリソースの整備 上記施策の着実な実施に向けて、イノベーションの創出支援の土台となる“長期的に安定した審査体制”を引き続き整備。 54