特許情報とマーケット情報を組み合わせ、経営層が参入市場を決定するためのIPインテリジェンス分析手法のプロセスを解説している。
タグ: 知的財産, 経営戦略, 市場分析, 技術開発, 意思決定
IPインテリジェンスの例 IPインテリジェンスとは、特許情報分析に、マーケット情報分析なども加えることによって、経営層がより確度の高い意思決定を行えるようにすること。 (例) IPインテリジェンスを用いた分析のイメージ Step 0: 仮説・課題の設定 経営層へのヒアリング等を通じて、仮説・課題を設定する。 Step 1: 特許情報分析による有望市場特定 1 自社が強みのある既存技術や、その応用で開発可能な技術をリストアップ (技術a~e) 2 1の技術がどのような課題解決に用いられているか、特許情報を分析する。(課題I~V) 3 1と2の情報を、右図のようにマッピングし、特許出願が少ない領域を、未成熟で参入可能性がある市場候補として特定。 Step 2: マーケット情報の分析 Step 1で参入可能性ありと判断した●●市場について、マーケット情報の分析を行う。 Step 3: 経営判断 Step2で分析を行ったマーケット情報に基づいて、経営層が、実際に参入する市場を決定する。 多数の特許が存在し、既に成熟しているとみられる市場 技術a 技術b 技術c 技術d 技術e 課題I 2社 課題II 1社 10社 1社 2社 課題III 課題IV 1社 20社 ●●市場 課題V 特許が出願されておらず、参入可能性ありと判断できる市場候補 ●●市場の規模・規模予測 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 1 2 3 4 5 6 7 [年] 予測 市場規模の予測 ユーザー数・ユーザー予測 140 120 100 80 60 40 20 0 1 2 3 4 5 6 7 [年] 予測 市場規模に関連する数値データ 18