地域経済活性化に向けた知財支援策の効果検証、情報発信の改善、専門家派遣の拡充、および支援機関と金融機関の連携強化を提言する。
タグ: 地域経済活性化, 中小企業支援, 知財戦略, スタートアップ支援, 専門家派遣, 金融機関連携
2024.3.12 産業構造審議会 (山田意見) 地域創成の部分について意見を申し上げたいと思います。 地域経済活性化、中小企業支援は長年同様の支援策が出されています。ここまでどの程度の効果が上がっているのか、または上がっていないのか、問題点はどこにあるのか、等の分析を行った方が良いのではないでしょうか。 地方の感覚としてまだまだ知財についての情報は不足していると思います。その意味ではセミナー開催による知財の知識習得と意識啓発は必要な施策ですが、情報に必要性を感じなければ取りに行かず、本当に必要としているところに届いていない可能性もあります。そのため中小企業やスタートアップへ専門家チームを派遣する事業は重要だと思っています。 ただ今回の資料にあるスタートアップに対するプッシュ型支援とプロデューサ(チーム)を形成した地域中小企業支援、知財戦略ハンズオン事業など、目的や方法は少しずつ異なるかもしれませんが、似たような事業をもう少しわかりやすく伝えていただければと思います。また派遣する企業が数社と少ないので、今後はこの企業数を是非増やして頂きたい。 また地域知財経営支援ネットワーク形成と各支援機関との連携は重要ですが、その中でも各支援機関の動き方が鍵になります。このような支援策で大切なことは企業にとってどれだけ担当者の顔が見えるかです。未だに大手企業との契約書には一方的な文言も見受けられ、契約書には注意が必要な場面が多々あります。誰かに相談したいと思った時に顔が思い浮かぶかどうか。特にどなたかも言っていた、企業に近い位置にいる金融機関が知財についての知識を持ってアドバイスすることも重要だと思います。