日本の競争力低下という現状と、人口減少やグローバル市場成長といった将来環境を踏まえ、今後の知財戦略の方向性を検討する必要性を提示している。
タグ: 知財戦略, 競争力, イノベーション, コンテンツ産業, 人口減少, グローバル市場
基本認識 日本の競争力の現状 環境変化や主要国動向を踏まえて知財戦略を推進するも、日本の競争力は長期的に低落傾向。※WIPOのグローバルイノベーション指数(2024年)は13位と、韓国(6位)や、中国(11位)の後塵を拝する状況。 コンテンツ産業やクールジャパン関連産業は大きく発展。 グローバルイノベーション指数(GII)ランキング 競争力の低下 出典:WIPO「Global Innovation Index 2024」 日本のコンテンツの海外市場規模の推移と分野別内訳 コンテンツ産業の発展 出典:(株)ヒューマンメディア「日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース(2024)」をもとに内閣府知的財産戦略推進事務局が作成 将来予測される環境変化と知財戦略の方向性 イノベーション人材の減少 人口減少に伴いイノベーション人材(知財創造人材)も減少見込み 注:破線は前回中位推計 生産年齢人口(15~64歳) 実績値 推計値 老年人口(65歳以上) 年少人口(0~14歳) 出典:総務省「情報通信白書 令和3年版」 グローバル市場の成長 国内市場は頭打ちとなる一方、グローバル市場は引き続き成長 バブルの大きさ:GDP規模の成長 出典:経済産業省「通商白書2024」概要版(2024年7月) この先10年では、人口減少に伴うイノベーション人材が減少し、国内市場が頭打ちになる一方、グローバル市場は引き続き成長。AI技術の急速な発展と、社会経済システムへの大きな変革が予測される。 日本の競争力の現状と将来の環境変化を踏まえて、今後の知財戦略の方向性を検討していく必要がある。 1