量子センシング技術の早期商用化に向けた基本戦略と、2040年度までの官民投資計画および経済波及効果を提示。
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2. 勝ち筋の特定と官民投資の具体像【道筋】 量子 量子センシング (1)基本戦略 ① 勝ち筋 ・需要面では、基礎研究面で優れる我が国の量子センシング技術が国内外で実証・実装機会を得て商用化、2030年以前にいち早く初期市場を形成。特にPNT等の防衛・防災関連では、量子センシング及び材料技術が公共調達における開発実証機会を得て早期に実装化。量子センシングを通じて得られるデータの医療等の出口分野における利活用も推進。 ・供給面では、高性能化・小型化・低コスト化等の研究開発を実現。防衛・防災用途を含めた顕在化ニーズに対して、スタートアップ等の多様な主体が実証・実装に参画することで、早期に技術のシステム化を推進。 ・量子センシング技術がいち早く産業化して、海外市場を含めて市場規模を獲得。我が国が強みを持つ量子技術向け材料の産業化、国際展開を先導する。 ・我が国の量子センシング技術が世界で実装されるに伴い、計量基準・時間標準等の国際標準への活用も進む。 ② 我が国として構築すべき機能 ・初期市場の形成に向けた国の積極的関与。2030年までの商用化に向けた、我が国公共調達による開発実証機会の提供、海外政府との戦略的協力による実証・実装機会開拓。潜在的なユーザー企業等とのマッチング機会の創出。 ・大学や国研等のテストベッドとなるグローバル拠点の整備(防衛・防災上重要な技術に係るセキュアな研究環境の整備を含む)及び拠点間連携を通じて、民間企業等の開発コスト低減と企業間および産学の連携を促進するとともに、大学と国研が相互の技術・設備・人的資源を連携し、総力として研究開発や人材育成を行う環境を整備。 (2)官民投資の具体像 ① 投資内容 ・政府による、国内のスタートアップや事業者等に実証機会を提供するためのテストベッド整備・拡張、グローバル拠点の整備への投資。特に安全保障事由での官民実証・実装投資。 ・官民による、ハードウェア等の供給面から、ユーザー側の需要面に至るまでの一気通貫型の研究開発投資。 ② 投資額 2040年度までで1.4兆円と想定 ③ 定量的インパクト:投資による経済波及効果 2040年度までで12.5兆円と想定 76