海底ケーブルの供給能力強化と技術的優位性の確保により、グローバルシェア35%を目指し、AI社会を支えるインフラの強靭化を図る。
タグ: 海底ケーブル, 情報通信, 経済安全保障, インフラ強靭化, マルチコア光ファイバ, AI
情報通信 海底ケーブル 方向性 現状認識 ●我が国の国際通信の99%を担う基幹的インフラである海底ケーブルは、AI需要の爆発的増加に伴い市場が拡大。 ●日本企業はマルチコア光ファイバ技術で優位性を有するも、競合企業(米・仏)への政府支援・中国の新規参入で苦戦。海底ケーブルの生産施設や敷設・保守船の不足により供給能力が需要に追いつかず、経済安全保障上の観点から自律性確保が急務。 ●北米とアジアを結ぶ海底ケーブルの「ハブ」機能を維持しAI発展などの環境確保の観点から、防護・保守体制や多ルート化などの海底ケーブル強靭化が重要。 勝ち筋 ボトルネック ●海底ケーブルの生産施設や、敷設・保守船の不足による供給能力逼迫と修理遅延リスク ●政府支援を背景とした競合企業(米・仏)との競争激化、中国による新規参入 ●グローバル営業・サポート体制の欠如に起因する案件形成力不足 ●大規模初期投資に伴う財務リスク及び長期市場の不透明性 強み ●世界で初めて実装したマルチコア光ファイバ技術 ●高難度海域での施工実績(世界屈指) 講じるべき施策 ●供給能力向上に向けた生産施設の拡充や敷設・保守船確保のための官民投資 ●ハイパースケーラー等ケーブルオーナーの要求仕様を先読みした研究開発・実用化支援 ●大規模な実証支援、JICT・JBIC等による出融資やODAを活用した海外市場獲得・案件形成支援、同志国連携の推進 ●既存の海底ケーブルネットワークの維持整備に加え、海底ケーブルの多ルート化や陸揚局の地方分散・堅牢化等海底ケーブルの強靭性・冗長性確保に向けた投資支援 等 目標 ●マルチコア光ファイバ技術等の技術的優位性の確保を通じた海底ケーブルのグローバルシェア35%程度を確保 ●北米とアジアを結ぶ海底ケーブルの「ハブ」機能の維持・拡大に向けた多ルート化・陸揚局の分散とも連携した新たな地方拠点の拡大を図り、AI社会を支えるインフラの高度化・強靭化を実現 58