バーティカルAIの重点領域を定め、官民連携による集中投資と制度整備を通じて、産業革新と経済成長を牽引する戦略。
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2. 勝ち筋の特定と官民投資の具体像【道筋】 AI・半導体 バーティカルAI(領域特定型AI) (1)基本戦略 ① 勝ち筋 ・各領域でのAX推進、産業や行政とAIの融合、AI導入と開発の好循環が進み、日本が世界有数のバーティカルAIの中核拠点へ。バーティカルAIの現場活用がフィジカルAIの開発利用につながる。 ・暗黙知を含めた各現場の経験や知識をデータとして集積しAIに活用でき、市場性、公共性、戦略性の観点からバーティカルAIの適用による産業や行政の革新が期待される、以下の重点領域について領域別戦略を策定し、官民で集中投資。 - 市場性:製造、物流・交通、情報通信、金融、創薬 - 公共性:医療・介護・福祉、農林水産、建設、教育、行政、エネルギー - 戦略性:防衛、警察、防災、消防、サイバー、海洋、宇宙、科学研究 ・政府調達や制度改革により初期需要を積極的に喚起し、開発投資支援で事業拡大を加速。特に戦略性を持つ分野では官需で開発事業者を育成。高い市場性を有する分野を中心に、知財・標準戦略等を推進し、海外展開も促進。 ・領域別の取組が、横連携によって高度化・大規模化。バーティカルAI主導で、日本のAI基盤(データ、人材、クラウド、データセンター、計算資源)も強化。17の戦略分野全体の成長も牽引。 ② 我が国として構築すべき機能 ・重点領域に関する領域別戦略を策定し、我が国でのデータ基盤、研究開発・実装の推進体制の構築。 ・規制緩和、中小企業補助金、AI実装人材創出等による導入促進の円滑化。企業等のAXに係る取組状況の可視化。 ・エージェント型AIを含めた、政府によるバーティカルAIの率先導入、所要の制度改革や技術標準・認証の整備を一体的に推進。 ・先端研究開発の担い手となる多様な開発人材の育成・確保。 ・AISI等を通じたAIの安全性・セキュリティ評価機能、産学官連携による国内外の最先端の知見の集約。 (2)官民投資の具体像 ① 投資内容 (需要サイド) ・重点領域を中心とした、産業や行政におけるバーティカルAI導入、データや人材を含めたAI基盤投資 ・新事業投資、産業の革新・再編投資 (供給サイド) ・重点領域を中心とした研究開発※やそれに必要なAI基盤の整備への投資 ※先端人材、モデルやエージェント、オープンウェイトモデルのファインチューニング、アプリケーション ・AIの安全性・セキュリティ評価に関する投資 ② 投資額 2040年度までで23.1兆円と想定 ※データセンター等のいわゆるAIインフラへの投資については、「クラウド・データセンター、蓄電池」の投資額に含まれている。 ③ 定量的インパクト:投資による経済波及効果 2040年度までで222.0兆円と想定 16