港湾の次世代型倉庫整備に向けた基本戦略と官民投資の具体像を示し、物流効率化と災害対応力の強化を図る。
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2. 勝ち筋の特定と官民投資の具体像【道筋】 港湾ロジスティクス 次世代型倉庫 (1)基本戦略 ① 勝ち筋 以下の取組を通じて、人手不足に対応しつつ、我が国港湾を介した輸出入貨物の増大に確実に対応することで、我が国港湾を「選ばれる港湾」とするとともに、災害発生時における不足物資供給拠点とするため、AI等による倉庫の自動化・機械化によって保管機能等が高度化された次世代型倉庫の整備を促進する。 ・倉庫内の自動化・機械化による保管効率の向上及び老朽化・陳腐化した倉庫の集約・再編による保管容量の拡大を進め、我が国港湾において保管可能な貨物量を増加 ・流通加工や再混載等の複合機能も備えた次世代型倉庫の立地促進により、新たな貨物需要を創出 ・併せて次世代型倉庫に荷物を搬入する自動運転車両が乗り入れ可能なランプウェイ等や、次世代型倉庫の高層化、その整備用地の捻出など次世代型倉庫を支えるインフラ整備を推進 ・非常用電源設備等の設置による、災害等発生時におけるロジスティクス機能継続性確保 ② 我が国として構築すべき機能 ・庫内作業の自動化・機械化に対応した保管機能 ・増大する我が国港湾を介した輸出入貨物の受入に必要な倉庫の保管容量の確保 ・地方公共団体と連携して救援物資の常備保管や不足物資等の積替・集積拠点として活用できる倉庫のレジリエンス機能 (2)官民投資の具体像 ① 投資内容 ・次世代型倉庫への転換を図るべく、AI・IoT等を活用した庫内の運搬・保管工程の自動化等の取組を行う。 ・輸送ネットワーク全体の効率化及び拠点としての機能強化に資するよう、老朽化した小規模倉庫を集約して大型化する等、物流拠点の集約・再編を行う。 ・地方公共団体とも連携しながら、災害等の有事のサプライチェーンを維持するため、倉庫における非常用電源設備等の設置を進める。 ② 投資額 2040年度までで0.6兆円と想定 ③ 定量的インパクト:投資による経済波及効果 2040年度までで1.4兆円と想定 276