日米独3か国における生成AIの導入状況と業務活用上の課題を比較し、日本特有の利用傾向やガバナンス・用途面の課題を分析している。
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生成AIの導入状況(経年比較・国別) ○「個人や部署で試験利用している」「個人で業務利用している(文書作成やアイデア出しなど)」については3か国とも回答率が高い傾向にあるが、「部署の業務プロセスに組み込まれている」については日本の回答選択率は低い。 ○「生成AIの効果やリスクに関する理解が不足している」「適切な利用を管理するためのルールや基準の作成が難しい」といったガバナンス面に関する課題が3か国とも高い傾向にある。「生成AIを活用できそうな業務がない」といった用途に関する課題は日本が米国とドイツに比べて高い傾向にある。 生成AIの具体的な利用状況(国別) 0% 20% 40% 60% 80% 個人や部署で試験利用している 50.3 46.3 36.8 個人で業務利用している(文書作成やアイデア出しなど) 62.1 47.6 51.1 部署の業務プロセスに組み込まれている 13.1 37.8 37.9 全社的なサービスに組み込まれている 16.5 19.1 19.5 外部に提供するサービスに組み込まれている 3.2 6.5 4.1 その他 1.5 0.0 0.3 2024年度日本(n=741) 2024年度米国(n=397) 2024年度ドイツ(n=364) 生成AIの業務で導入状況の設問で「導入している」「現在、試験利用している」「利用に向けて検討を進めている」を選択した企業が対象 生成AIを業務で活用する上での課題(国別) 0% 20% 40% 60% 経営層の承認が得られない 3.8 20.8 14.3 適切な利用を管理するためのルールや基準の作成が難しい 37.8 29.5 32.0 生成AIの効果やリスクに関する理解が不足している 48.6 37.5 35.0 有料サービスの予算を確保できない 16.9 18.7 21.6 生成AIに頼りすぎて社員のスキルが低下する 12.3 25.0 23.8 誤った回答を信じて業務に利用してしまう 40.5 19.6 19.6 入力した情報が漏えいするリスクがある 31.6 26.5 22.2 生成された文章や図版による著作権侵害が発生する 18.9 11.4 10.4 生成AIを活用できそうな業務がない 25.9 10.8 13.4 その他 6.3 1.0 0.2 2024年度日本(n=1,515) 2024年度米国(n=509) 2024年度ドイツ(n=537) 「DX動向2025(データ集)」 https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/tbl5kb0000001mn2-att/dx-trend-data-collection-2025.pdf より抜粋 28