インド太平洋地域の安全保障環境は、中国と北朝鮮の動向により深刻な課題に直面している。
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IV. 我が国を取り巻く安全保障の環境と国家安全保障上の課題(続) 2. インド太平洋地域における安全保障の環境と課題 「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)というビジョン の下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序 の実現、地域の平和と安定の確保は、我が国の安全保障にとって死活的に重要。 中国の安全保障上の動向 十分な透明性を欠いたまま、軍事力を広範かつ急速に増強 東シナ海、南シナ海等における、力による一方的な現状変更の試みを強化 ロシアとの戦略的な連携の強化、国際秩序への挑戦 十分な透明性を欠いた開発金融、他国の中国への依存を利用した経済的な威圧 台湾について武力行使の可能性を否定せず、また、台湾周辺における軍事活動の活発化 等 ⇒現在の中国の対外的な姿勢や軍事動向等は、我が国と国際社会の深刻な懸念事項であり、我が 国の平和と安全及び国際社会の平和と安定を確保し、法の支配に基づく国際秩序を強化する上で、 これまでに出ない最大の戦略的な挑戦であり、我が国の総合的な国力と同盟国・同志国等との連携 により対応すべきもの。 北朝鮮の安全保障上の動向 ミサイル関連技術及び運用能力の急速な進展。核戦力を最大限のスピードで強化する方針 拉致問題は、我が国の主権と国民の生命・安全にかかわる重大な問題であり、国の責任において解 決すべき喫緊の課題 等 ⇒北朝鮮の軍事動向は、我が国の安全保障にとって、従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威。 4