知財エコシステムの再構築に向け、知財の創造・保護・活用全般にわたる施策を検討。
タグ: 知的財産, イノベーション, 人材育成, 標準化, 海賊版対策
「知的財産推進計画2024」構成 知財エコシステムの再構築に向けてー 知財エコシステムの再構築 我が国がイノベーション創出を牽引するために、国内におけるイノベーション投資の促進、技術流出の防止、標準の戦略的活用の推進など 知財の創造・保護・活用全般にわたり施策の見直しを検討。併せて、高度知財人材の戦略的な育成・活躍について検討。 創 造 保護 国内のイノベーション投資の促進 実際にも技術情報が流出した事象が発生してい るほか、潜在的なリスクが高まっている中、喫緊の 課題となっている技術流出防止のための制度等 の実効性等の確保について検討。例えば、 ・不正競争防止法(営業秘密保護)に係る保 護ハンドブックの改訂、解釈明確化のための逐 条解説の改訂等について周知を図る。 ・大学や研究機関における研究の健全性・公正 性(研究インテグリティ)の自律的確保に向け た取組を強化。 国内の立地競争力強化及び研究開発促進に 向けて、イノベーション拠点税制(イノベーション ボックス税制)の着実な執行、知財・無形資産産 と収益のつながりの可視化等、企業のイノベーショ ンマネジメントの更なる高度化が必要。 人材 知財・無形資産への投資による価値創造 知財・無形資産の投資・活用を促進するため、 事業性融資の推進、企業のSX推進、インパクト 会計等の情報開示等を行う。 高度知財人材の戦略的な育成・活躍 知財エコシステムの高度知財人材の育成及び活用の検討。 例えば、 ・博士号取得者数の増加、企業における博士号取得者採用・活用の促進、 企業内における留学生等による博士号 取得を推進。 ・高度知財人材の活用(流動化等) を強化。 AIと知的財産権 AI技術の進歩の促進と知的財産権の適切な 保護が両立するエコシステムの実現に向けて、関 係当事者間の共通理解の醸成と、法・技術・契 約の各手段の組み合わせによる各主体の取組を 促進する。 海賊版・模倣品対策の強化 「インターネット上の海賊版に対する総合的な対 策メニュー」(2024年5月更新)に基づき、多 様化する海賊版侵害に対して、効果的に取り組 む。 活用 産学連携による社会実装の推進 標準の戦略的活用の推進 「大学知財ガバナンスガイドライン」を国 際卓越研究大学制度や地域中核・特 色ある研究大学強化促進事業との連 携等を通じ、全国の大学へ着実に浸透 させるとともに、課題を把握し、改善に努 める。 ・戦略的に国際標準化を推進する領域について、 経済安全保障、先端技術、環境ルール等、 我が国産業へのインパクト等を踏まえ設定。 ・我が国の国家標準戦略について、上記領域に 加え、民間企業等の行動変容の促進、人材 やエコシステムの強化策について総合的にまとめ た戦略的な方針や施策として令和7年春目途に 整え、官民の取組の強化を図る。 2