ハードディスク産業の実証分析により、旧来技術を持つ企業でも新技術を併用することで持続的に存続可能であることが示された。
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旧来技術を用いる企業の持続的存続可能性 ○ 旧来の破壊的イノベーションの議論によると、旧来技術を用いてきた企業は新技術を用いて参入した企業に必然的に負けるとの議論であった。最近の実証分析によると、旧来技術を用いてきた企業でも新技術と両方をを用いた場合、持続的に存続可能(赤線)であることが分かってきた。 ハードディスク産業内の企業数の推移 企業数 12 10 8 6 4 2 0 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 年 旧来技術・新技術を両方用いる企業 新技術のみの企業 旧来技術のみの企業 (注)世界中のHDD製造企業を対象に、5.25インチディスクの製造を旧来技術、3.5インチディスクの製造を新技術とし、企業数の推移を研究。 (出所)Mitsuru Igami. 2017 “Estimating the Innovator’s Dilemma: Structural Analysis of Creative Destruction in the Hard Disk Drive Industry, 1981-1998” Journal of Political Economy, University of Chicago Press, vol. 125(3), pages 798-847.. 34