国民のセルフメディケーション推進のため、スイッチOTC化の遅れ(スイッチ・ラグ)を解消し、医薬品へのアクセスを円滑化する施策を推進する。
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診療科名に総合診療科を追加することについて検討すべきとの指摘がある。 さらに、診療科名の標榜の見直しについて、平成19年5月から平成20年2月にかけて、医道審議会医道分科会診療科名標榜部会において、総合診療を標榜する診療科名について議論されて以降、同部会が開催されておらず、国民がより円滑に適切な医療機関の選択を行うため、総合診療を標榜する診療科名について議論を行うべき時期に来ているとの指摘もある。 これらを踏まえ、次の措置を講ずる。 厚生労働省は、特定の臓器や疾患を超えた多様な問題を抱える患者等が、総合診療を担う医師の受診を希望する場合の医療へのアクセスを円滑化する観点から、医学技術に関する学術団体の意見を踏まえつつ、標榜可能な診療科名に総合診療科を追加することについて、検討し、結論を得る。 15 スイッチOTC化の加速 a 個人の健康管理に係る自発的な取組を促す観点から、セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(世界保健機関))の推進が累次の閣議決定(「経済財政運営と改革の基本方針2023」(令和5年6月16日閣議決定)等)によっても求められている。このため、安全性の確保を前提としつつ、患者がより効果の高い医薬品に円滑にアクセスできることが必要であり、一般用医薬品(スイッチOTC)の選択肢拡大が求められている。 他方、我が国においては、いわゆる「スイッチ・ラグ」(海外において医師の診察が必要な医薬品から医師の診察が不要なOTC医薬品に転用された時点から同医薬品が日本でOTC医薬品に転用される時点までの時間差)が長期間にわたる医薬品が多数(令和5年12月現在、胃酸分泌抑制薬、片頭痛薬など70成分以上)存在し、特に、患者ニーズが高いと認められる医薬品についても最長20年以上スイッチOTC化の遅れが生じている。我が国において過去3年間(令和3年4月から令和5年12月現在まで)でスイッチOTC化されたのは7成分にすぎない。一方で、厚生労働省は、令和2年度措置が閣議決定されていたスイッチOTC化を促進するための目標を設定していない。この結果、規制改革推進会議がスイッチOTC化の進捗を評価することも行うことができない状況にある。 なお、我が国では国民皆保険が採用されているが、それは国民に対し医療にアクセスできる自由を確保している一方で、国民に受診が強制されるのではなく、また、医療へのアクセス自体も年々困難になっているため、 a:措置済み b, c:令和6年措置 d:令和7年上期措置 e:令和7年中に開始、令和8年度まで継続的に措置 f:令和6年末までに開始、令和8年度まで継続的に措置 厚生労働省 55