カーボンニュートラル実現に向けた特許競争力について、各分野の国別比較と分析結果をまとめたもの。
タグ: カーボンニュートラル, 特許競争力, 国別比較, 技術分析, 洋上風力, 燃料アンモニア, 水素, 原子力, 自動車, 半導体, 船舶, インフラ, 農林水産, 航空機, リサイクル, 太陽光, 資源循環, ライフスタイル
第2章 2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取組 (参考)特許競争力の国別比較 各分野の分析結果概要 分野 分析結果概要 1 洋上風力産業 ✓ 中国が、日米を大きく離して首位。中国は、特許出願数も多いが、特許の注目度や排他性等も高 く、知財競争力が高いと評価される。 2 燃料アンモニア産業 ✓ 米国は、エクソンモービルが突出した知財競争力を持ち、首位となっている。 ✓ 中国が2位であるが、特許出願数は米国より多い。また、大学・研究機関が特許出願者の中心。 3 水素産業 ✓ 日本は、自動車メーカー3社による燃料電池自動車関連の特許がけん引し、首位。 ✓ 他国も、自動車メーカーが上位を占めている。 4 原子力産業 ✓ 日本は原子力関連機器の製造分野での競争力が高いが、本分析の対象は、SMRや高温ガス炉等の 次世代革新炉や核融合であり、米国・中国が特許出願数、注目度や排他性ともに高い。 5 自動車・蓄電池産業 ✓ 各国の自動車メーカーが上位を占め、電池メーカー・部素材メーカーがその後に並んでいる。日 本は、自動車メーカー3社がけん引し、首位。 6 半導体・情報通信産業 ✓ パワー半導体などの分野がけん引する形で日本が首位となっている。 ✓ 米国も出願数が少ないものの、特許の注目度や排他性等は高く、知財競争力が高い。 7 船舶産業 ✓ 上位3位までを韓国企業が占めており、韓国が高い知財競争力を持つ。 8 物流・人流・土木インフラ産業 ✓ 陸上輸送に関わる企業(自動車・重電)や物流部門の企業が上位に。中国は特許出願数が多く、 特許の注目度や排他性等も高い。 9 食料・農林水産業 ✓ 温室効果ガス吸収に関わる農林畜産技術や関連機具等の技術等の特許を分析。日本の農機具メー カーが上位を独占(省エネ化など)しており、日本が首位に。 10 航空機産業 ✓ 航空機メーカー(米ボーイング、仏エアバス)が強く、首位が米国、2位がフランス。 11 カーボンリサイクル産業 ✓ バイオ燃料とCCS関係の特許が太宗を占めている。それに続くジャンルとして人工光合成、CO2 吸収コンクリートがあるが、現時点では数少ない(両分野では日本の知財競争力は高い)。 12 住宅・建築物産業/ 次世代型太陽光産業 ✓ 太陽光発電関係の特許が上位を占め、中国は特許出願数が多く、特許の注目度や排他性等も高い。 日本も太陽光発電関係企業を中心に健闘している。 13 資源循環関連産業 ✓ ゴミ・汚泥処理などに関わる技術の特許を分析。中国は、特許出願数が多く首位。大学・研究 機関が上位を占めている。 14 ライフスタイル関連産業 ✓ CO2削減に係る行動変容やシェアリング、気候変動予測などに関わる技術の特許を分析。中国が、 特許出願数が多く首位。 7