2040年における各電源のモデルプラント方式による総発電コスト試算の前提条件、結果、および解釈上の留意点を示す。
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【モデルプラント方式の発電コスト】2040年の試算の結果概要 検証結果は、標準的な発電所を立地条件等を考慮せずに新規に建設し所定期間運用した場合の「総発電コスト」の試算値。政策支援を前提に達成するべき性能や価格目標とも一致しない。 1.各電源のコスト面での特徴を踏まえ、どの電源に政策の力点を置くかといった、2040年に向けたエネルギー政策の議論の参考材料とするために試算。 2.2040年に、発電設備を新設・運転した際のkWh当たりのコストを、一定の前提で機械的に試算したもの(既存設備を運転するコストではない)。 3.2040年のコストは、燃料費の見通し、設備の稼働年数・設備利用率、自然変動電源の導入量、気象状況などの試算の前提を変えれば、結果は変わる。また、今回想定されていない更なる技術革新などが起こる可能性にも留意する必要がある。 4.事業者が現実に発電設備を建設する際は、下記の発電コストだけでなく様々な条件(立地制約・燃料供給制約等)が勘案され、総合的に判断される。 (表: 各電源のLCOE値一覧) (グラフ: 電源別発電コストの構成) (注釈1-6: 試算の前提や条件) ※ペロブスカイト太陽電池と浮体式洋上風力については、現時点では技術が開発途上であり費用の予見性が必ずしも高くないが、諸外国のコストデータをもとに作成したコスト算定モデルや、事業者の見積もりをもとに、一定の仮定を置いて発電コストを試算したところ、ペロブスカイト太陽電池は政策経費あり16.4円/kWh、政策経費なし15.3円/kWh、浮体式洋上風力は政策経費あり21.6〜21.7円/kWh、政策経費なし14.9円/kWhとなった。(参考値) 35